小手には大きく分けて、三通りの打ち方がある。 小手、は先に仕掛けて打つ小手、 出小手は相手が出てくる起こりを狙って打つ小手。 返し小手や、摺理上げ小手は相手が打ってきた竹刀を自分の竹刀裁きで無効にして打つ小手。 まあ、剣…
百錬自得・・・・とは
剣道修行者なら、誰でも目にする言葉、「百錬自得」まあ、言い換えれば数を掛けて自分でものししろということなのだが・・・・・・・・ もし、其の方向性に誤りがあったとすれば、大変なことになる。 百錬=非常に熱心に体を掛ける。そ…
熊の好き嫌い。
食べ物の話ではありません。 熊は野生ですから、食べ物の好き嫌いはありません。笑 ですが、事、剣道に関して、好き嫌いが激しい。笑 先ず、嫌いな剣風は、駆け引きばかりの剣道です。攻めたら下がる剣道です。打たれたく無いから下が…
相気から、相手が映る。
剣道は対人競技です。ですから、自分一人で遣るわけではありませんから、相手を洞察する事が大事です。 洞察すると言っても相手の心まで読めません。そこで大事になるのは、相手と気を合わせること。つまり相気ですね。 相手と、相気に…
意識が癖に成るまで。
剣道は一日にして成らず。是は誰もが知っていること。 では、其の一日、一日を如何過ごすか、そこに、大きな鍵が隠されている。 剣道は意識して、自己を改革していかなければいけない。だが意識をすれば無心に成りきれない 非常に矛盾…
辛口審査考察
昇段審査で。8段は別として。7段までなら誰でも努力しだいで、昇段出来ると考えている。 事実、何でこの人が??と首を傾げたくなる方でも7段受有者は多く見受けられる。 そこで、熊流に考察すると、昇段審査で合格する方と合格しな…
求心力
剣道指導を長年していて、育つ生徒と育たない生徒が出てくる。其の一番大きな差は、受け入れる心があるかないかだ。 確かに、世の中には器用な人も居れば不器用な人も居る。だが、大先生方のお話を聞くと、「自分は不器用だから」と言う…
構えについて
最近親父がカナダに残してくれた資料を見ていたらこんなのが出てきた。構えについて書かれたものだが、宮本武蔵の五輪の書、地の巻き「五方の構えの事」に書かれたものと千葉周作の遺稿集から引用してある。 「構えに品あり、充分に防ぎ…
相手の足が止まる打ち
剣道にはヒットは無い。ホームラン(有効打突)か空振り(無駄打ち)だけだ。 有効打突に成らないうちは全て無駄打だと言う事を、心に刻み込ませる事が肝要だと思う。 審査の時、「当たっていたんだがな~」という言葉を良く耳にする。…
攻めを効かせながら、面うちに繋げる動作の要諦
これが、良いと言う訳では有りません。只、漫然と稽古をするより、工夫しながら稽古をしたほうが良いに決まって居ます。その観点でお話をします。 熊自信が過去に自分なりの研究で、究極の面打ちの動作を研究したいと思い、その動作を…