Canada Youshinkan Kendo Dojo

剣道考察日記

意識する事の大切さ

人は、無くて七癖、と言われる如く、剣道でも打ち方に癖がある。それが良い癖であれば良いのだが、往々にして、悪弊のほうが多い。 そこで、自分が強く成りたいと思えば当然、悪弊を矯正する必要が出てくる。それが修行だと言ってでも過…

剣道形から得るもの

剣道形・・・・・   最近、剣道形のことを考えて稽古をしている。 昔、武専出の先生が県警の師範をしていて、その方が言ったのだが・・・ 剣道の理合いに、「相手の剣先を揺らす」と言うのがあると聞いた。 其れは、 小手と見せて…

真っ直ぐ打つ

剣道を修行する方なら必ず一度や二度言われたことがあるでしょう。「真っ直ぐ打ちなさい」と、ですが真っ直ぐ打つとは、自分に対して真っ直ぐなのか、相手に対して真っ直ぐなのか考えた事がありますか。 お互いが真っ直ぐと言う事は刀で…

骨董品の目利き

何でもそうだが、物には価値と言うものがある。剣道の指導者も付加価値が高い先生と、そうでない先生が居る。 師匠との出会いも又、この付加価値を上手く見出し、探せるかどうかに掛かる場合が多い。 例えば、国宝の仏像があるとすれば…

夕雲流剣術書

針谷夕雲の教えを、弟子の、小田切 一雲が書いた物の中に、極意が書かれていた。 「敵に向かい、太刀打ちする時でも、早からず遅からず、運速を加減するという事もなく、自分の自然な動きに任せ、強からず弱からず、強弱を加減すると言…

愚かな行為

剣道において、稽古や試合中、首をかしげたり姿勢を崩して、相手の打突を避ける事を良く見かけます。 これは、剣道修行者として自らを辱める愚かな行為である事を知らなければなりません。 まず、我々は剣道の剣は刀と言う観念で稽古し…

1+1=2??1+1=1??

剣道は、出来るだけ簡単にシンプルに行ってください。皆さんは自分で剣道を物凄く複雑にしておられます。ということは非常に無駄が多い。 其れはどお言うことかといえば、機会でない処を打つから決まらないし、無駄打ちになる。詰まり複…

理解力と注意力

剣道で同じ稽古をしていても人それぞれ、差が出てきてしまう。 勿論、運動能力的に器用、不器用の個人差はある物の、最終的には不器用な人が伸びることが多い。その観点で見れば、器用必ずしみ有利ではない。 確かに若いころの試合剣道…

剣道の知識

剣道の知識は何処まで必要なんだろうか?? 熊自身は、有れば有るほど良いと言う考え方です。 其れは何故か、お相手は千差万別、如何なるお相手でも勝ちを得るためには情報が有れば有るほど心強いからです。 例えば、初めて上段の方と…

打たれなさい。打たれて学びなさい。

剣道では、よく打たれなさい。打たれて学びなさい。と教えられる。 これは如何言う事だろうか。考えた事がありますか・・・・・ ただ単に打たれているだけでは、何の役にも立ちません。 では打たれて何を学ぶのか????? 打たれる…