剣道では、よく打たれなさい。打たれて学びなさい。と教えられる。
これは如何言う事だろうか。考えた事がありますか・・・・・
ただ単に打たれているだけでは、何の役にも立ちません。
では打たれて何を学ぶのか?????
打たれる覚悟が決まれば、相手の打つ動作、機会、癖、ドンナ攻め方からの転換作用か、全て見極められるのではないでしょうか。
そうすれば逆に、この機会なら出小手が打てる、この機会なら返す事ができる、この機会なら出鼻面が打てるはずと見抜けるはずです。
詰まり、打たれなさいとは、見極めなさいという事に他なりません。
タダタダ無駄に打たれないように。無駄に打たれると言う事は、単に負けただけです。
打たれても勝つ(見極める)。それこそが、上達の早道なんです。
打たれずに打ちたい気持ちが全ての機会の見極めを見失う原因なのです。
おおいに、見極めるお稽古を奨励いたします。