熊の生息地、バンクーバー。住みやすくていい所だ。
さて、山を降りて、ぶらっと歩いてみるか。
ピンポンパンポーン! 突然ですが、臨時ニュースです。
熊の遭遇確率が90%を超えました。熊注意報から熊警報に変更されました。
皆さん、熊に対する厳重注意をお願いします。
以上です。
Lynn Canyon Park & Suspension Bridge
バンクーバーは自然が多い。
バンクーバーはカナダで3番目に大きい都市だが、車で１５分～20分走ればそこには森が広がる。
リーンキャニオンパークはその一つ。バンクーバー近郊にある。ここに来れば、森林浴が楽しめる。
森林散策の中、いろいろな動物とも遭遇できる。
無論、熊とも…。
Royal City Riverboat Casino
ダウンタウンから電車で30分、ニューウエストミンスター市の川のほとりにあるカジノ。
夜になると、ここはにぎわい始める。ここから眺める川の景色は最高である。
雪原
バンクーバーは北海道と大体同じ緯度にあり、バンクーバーの冬は寒いと思われがちである。
だが、気候は温暖である。暖流が流れ込んでいるためである。
なので、気温が氷点下になることはほとんどない。
雪はごくまれである。積もることはほとんどない。
この雪原はバンクーバーでは珍しいといえよう。
バンクーバーには珍しいものが見れる。
ショッピングモールの中には噴水が存在する。
街中にはたまに珍しい家を見ることが出来る。
これもバンクーバーならでは。
景色を眺めるのもなかなかいい。
日本でもバンクーバーでも夕暮れは見える。
日本の夕暮れはなんとも風流である。
だが、バンクーバーは日本とはまた一味違う夕暮れを堪能できる。
じっくりとご覧あれ。
Downtown Vancouver
View of Downtown Vancouver from North Vancouver
ノースバンクーバーから望むダウンタウン。雄大なビルがそびえ立つ。
View from Cambie Bridge
キャンビー橋から望むダウンタウン。位置によって、ダウンタウンは姿を変える。
Vancouver Public Library
バンクーバー図書館。
バンクーバーは第二のハリウッドと言われるが、ところどころで撮影をやっている。
このバンクーバー図書館もよく映画の撮影によく使われる。
記憶にないですか?
Canada Place
カナダプレイス。国際会議場として使われるが、そんな堅苦しいところではない。
中にはIMAX（アイマックス）という巨大スクリーンがあり、臨場感あふれる映画を楽しめる。
毎日上映している。
ここから望む夜景は素晴らしい。
Gastown
道路、建物、すべてレンガ造りのガスタウンはダウンタウンの中にある。
19世紀末の時代にタイムスリップしたかのように、古風で渋い町並みが広がる。
ガスタウンのシンボル、スチームクロックは名前のごとく、蒸気が動力。
1900年初期に作られたが、未だ正確に時間を知らせてくれる。
1時間ごとに音を鳴らし、時を知らせてくれるが、多少音がずれる。そこがまたいいところ。
Stanley Park
カナダのスケールが大きければ、公園のスケールもまた桁外れである。
スタンレーパークは面積405haの広大な公園。
海沿いには1週8kmのサイクリングコースと遊歩道が整備され、ゆったりと散策できる。
公園近くに自転車やローラーブレードを貸し出している店がある。
中にはトーテムポールや水族館、動物園が点在している。
Burrard Bridge
ダウンタウンに掛かるバラード橋。
Jazz Festival in Vancouver
ジャズフェスティバル。
熊は昔バンドで飯を食っていた。だから、熊はジャズが大好き。
ジャズの情報を聞けばいつでもすっ飛んでいく。
よくジャズを聴く。家の中、車の中、いろんなところ。
これはもはや病的ですな。うーん、ジャズ依存性症候群とでも名づけるか。
English Bay
イングリッシュベイは静かな湾。市民の憩いの場となっている。
釣りをする人、散歩をする人、たそがれる人、いろいろである。
夏には花火大会が開催され、各国の花火師が技を競う。だた、この花火大会は特徴がある。
音楽に合わせて花火が上がるので、花火とサウンドのシンフォニーが絶妙である。
日本人の中には浴衣を着ている姿を目にする。みんなの注目の的となる。
熊も花火が見たい…。
そうだ。自分であげるとしよう。
わっはっは。花火を見ながらの酒は最高じゃ。
皆の衆！集まれ！宴会じゃ！
グビッ、ブビッ、グビッ。
ぷはー。愉快、愉快。
……。
ゴゴゴゴゴゴゴ…。
臨時ニュースです。
熊が酒のため大暴れしています。
これより、避難勧告を発令します。
皆さん、速やかな避難をお願いします。
ワッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ…。
パタッ。
新しいニュースが入りました。
熊が寝静まった模様。寝静まった模様です。
熊はこのまま山に戻されます。
戻されますが、ロッキー山脈のほうに送還する予定です。
以上、臨時特設ニュースをお伝えしました。
というわけで熊はロッキーのほうに送還された。
ま、いいか。
ロッキーでなんかするかな。
とりあえず、寝よっと。
つづく
注意
熊は花火を見ながら酒を飲んでいますが、カナダでは屋外での飲酒は堅く禁じられています。
よいこの皆さん、絶対にやらないようにしましょう。
なお、熊の花火を見ながらの酒は作り話です。熊は酒好きでもそこまではしませんし酒グセもここまでひどくないので誤解のないようお願いします。