熊の持論=剣道は戦いである。 戦いとは、自ら出向いて、積極的に戦う、ということを前提としている。 戦いの中には、しんがりと言う戦い方もあるのだが、これは敗戦色濃く、自分の見方や、殿様を逃がすための時間稼ぎで、戦う振りをし…
自分を知る、全てはこれから始まる。
俗に、見取り稽古とは良く聞く言葉である。 だが、本当に、この、見取り稽古の意味が理解できて居る人がどれだけいるか、はなはだ心もとないのが現状だ。 今まで、色々ご指導させて頂いて来た中で、言っちゃ悪いが、この人は、良くなる…
攻めは、泥棒、強盗、詐欺??笑
攻め方は、単一ではありません。 攻めというものを、解りやすく、どんなタイプの遣り方があるか、冗談交じりに面白く、分かりやすく解説すると上記の三種類の方法が考えられます。 詰まり、泥棒と、強盗、それに詐欺です。笑 泥棒は、…
榊原範士の記述
昔、榊原正範士が剣禅一致を説く、小川忠太郎範士に柳生の講習会の折、質問をされた。 今からの稽古、どんな風に気をつけたら良いでしょうか? 出きるだけ、ハッとしない稽古を心がけなさい。 ハッとするのは心の居つきです。心が泊ま…
剣道の学ぶべき事
昔、小川忠太郎先生は剣禅一致を説いておられた。 禅も、剣道も三昧の境地、なりきること。を説いておられた。 とつとつと、話される、話が結構難しいので中々理解しがたい話が多い。おまけに禅問答的な答えしか返ってこないので、尚更…
理解力
剣道は、もう既に450年も前から語りつくされた教本がある。五輪書、兵法家伝書、不動智神妙録、等など、其れを、如何理解して、如何自分の稽古に生かすか、それに尽きると思う。 またその時代時代の剣客たちが書き残した資料も少なく…
崩させない稽古。
早いもので既に10月に入りました。気候も一番稽古のしやすい頃、皆様には一段とお稽古に熱が入っていることでしょう。 さて、最近子供の掛かり稽古法で感じた事を書きます。これが絶対と言うわけではありません。ですが、取り入れてみ…
感覚の差?それとも間隔の差?
剣道における間合いは、これと言う方程式が在るわけではない。 全てその修行人のレベルの段階でしか判断できないのが間合いである。 見た目、距離的に近い間合いでも、お互いに全く隙が無い場合は、膠着状態に陥らざるをえない。 (ま…
進化の過程を楽しめ
人間は進化する。剣道もまた修行を辿れば進化する。 その進化の過程は100人十色。色んな形の進化があるはずだ。 他人様の進化の過程がどのようなものであるか、解らないので自分の過去を振り返ってみると、はっきりとした形が見えて…
脱力は意識改革で
剣道の上達過程でどうしても身につけなければならないのが、脱力です。 脱力とは、何時如何なる状況にでも自然に対処できる動作が出きると言うことです。 ですが意外とこれが難しく、剣道家一生の修練と言っても過言ではありません。 …