Canada Youshinkan Kendo Dojo

剣道考察日記

CDの効果+アルファー

今日、手元に剣道日本3月号/08が届いた。 その中に付録として、佐藤博信範士が解説する「上級者の剣道」と言うCDが入っていた。 自分の師匠の一人である範士の説明は如何にと思い早速、試写。 殆ど新たな発見が無かった。と言う…

本当に強くなると言う事

長い間、仕事が多忙で、書き込みが出来ないで居ました、今も多忙は変わりないのですが、新たな従業員達が仕事に慣れてきたので、幾らか余裕が出来ました。以前のように書き込みは難しいのですが、少しづつ更新していきます。よろしく。 …

打たれに来る

今から15年位前になるか、羽賀の親父がマダ元気で稽古をつけてくれていた頃、熊が掛かっていくと、いとも簡単に出鼻を打って取られてしまう。 何故なのだろうと愚問を聞いてみた。何故あんなに、簡単に出鼻が取れるのか、親父が言うに…

足の立ち幅

以前、MIX@交剣知愛の養心館、分室で、足構えの幅について書いた事が在る。 通常、少年指導要綱の中では両足の幅は拳一握りとされているのだが、熊が、カナダのSKI指導員試験を受けた時に、日本ではスキーを揃えて滑る癖が着いて…

白隠禅師

最近、読んでいる本で、白隠禅師の逸話集が在る。 白隠禅師は、無刀流開祖、山岡鉄舟の禅の師匠だ。そのほかにも、白隠さんは沢山の大大名にも禅を紐解いた方だ。 その人なりは飄々として、ユニークな方なのだが、明治の時代にまで生き…

猫に小判

猫に小判、どんな意味に使われるのであろうか、猫はお金の使い方を知らないから、小判を持たせても無駄だ、と言う意味なのか。 だが、良く店に飾って在る招き猫には小判を持たせて在るものが在る。何か他に意味が在るのだろうか、不勉強…

手と足

剣道は、先ず視覚神経で相手の動きに対処する。相手の気を読む等とは可也熟達した人のいうことで、殆どの剣道家のレベルでは、視覚に頼っていっても過言では在るまい。 目で見えたものを脳が瞬時判断して、如何対応するか決めているのだ…

一拍子の打ち

昨夜の稽古で、一拍子の打突を指導する中で、生徒に分かり易く説明した。その時、気づいた事が有る。 俗に言う、一拍子だが、その一拍子も分解すれば、三段階の動きに分かれるのではないのだろうか、その方が自分自身も動きが理解しやす…

リバケン

俗に一時期剣道から離れて、剣道に再度復帰された方々を、リバイバル剣士、からリバケンと呼ぶらしい。 実は、熊もリバケンと言えばリバケンなのだ。高校を卒業後、6年間は、殆ど竹刀は持たずにすごした。 1年に一度か二度は何らかの…

打突は緊張からの開放だ。

この言葉は、千葉仁範士が、養心館の講習会で教えられた言葉の一つだ。イメージ的には素晴らしい表現だと、感動した。 これは剣道全般、全てに繋がり言える事だとも思う。 打突の瞬間。竹刀を振り上げ振り下ろす、 筋肉の緊張、その力…