Canada Youshinkan Kendo Dojo

CDの効果+アルファー

今日、手元に剣道日本3月号/08が届いた。

その中に付録として、佐藤博信範士が解説する「上級者の剣道」と言うCDが入っていた。
自分の師匠の一人である範士の説明は如何にと思い早速、試写。

殆ど新たな発見が無かった。と言うのは以前からご指導を受けていた通りの解説で、別段改まっての事では無かったからで在る。
唯、あの解説の中で、範士が触れられなかった秘密が在る。

それを此処で、このサイトに来て頂いた、方々にお土産として公表しよう。
博信範士は、あの解説の中で肩の力を抜き腕を楽に使うように手の内の説明の中で解説されていた。
範士は、肘の使い方には言及されていなかった。それが熊には不思議?と言うか、多分其処は範士も秘密にされている部分なのかな?と感じたからだ。

範士の肘、特に右肘の使い方は、範士のあの絶対的に強い業の返し、応じに見事に反映されていると熊は信じている。
殆どの剣道家は肩の力を抜き、手首を軟らかく、スナップの利いたうち方を研究されているとは思うが、肘の脱力、軟らかさに着岸されている方が少ないように思う。

CDの画像の中で、立会い、模範演舞をされて居た方々でもやはり肘の使い方がイマイチで返し技に一種のぎこちなさを見て取ったのは熊だけではないと思うので有るが、如何か・・・・
もし、この日記をご覧になられ、御自分の稽古に、反映させてみようとお考えの方が居たらお試しあれ、意識して肘の力を抜く事です。非常に打ちが鋭くなるし、返し技が楽に使えるようになる筈です。