剣先に心を表すな。 動揺が剣先に表われている間は物の役に立たない。
先師の教え。
若い頃、榊原先生から、得意技を作れといわれた。 あいつのあの技は解っているがもらってしまう、と言われるくらいの得意技。其れを持てば大きな武器になる。 それで、今度は相手が其れを警戒するから、その逆のところが打てるようにな…
転用 その3
相手が動いた時、竹刀を握らない事。 相手が攻めてくるか??と感じたとき、良く竹刀、剣先が上がる。 マア、いわば打ちに逸る訳で、此れは絶対に、1本になる打ちには繋がらない。 何故なら、其の剣先が浮いた=硬直現象だからです。…
転用、その2
相手が動き出し、自分が動けない状態を絶対に作ってはいけない。 特に足。相手が動いてきたらそれにあわせて自分の足も必ず動かす。 相手が動いたら、自分も必ず動くとは、手元を上げたり、動揺したりする事や、打つこととは違う。 詰…
MIXからの転用。
最近、MIXの中で書いた内容です。結構皆で盛り上がりましたので、ここでも披露しておきます。 熊が、今、一番目を掛けている、若者に指導した内容です。 打った後の残心。次ぎえの備え、立ち上がりを早くせよと人は言…
攻めについて相手の反応で、相手を使い分ける方法。
簡単分析??すると、 1:自分が攻めて出て、相手も攻め返して出てくるが、打たないで対峙する人。:この人は実力があり強い人ですから、要注意。 こんな人は、思い切り腹から攻めて出て勝負するしか方法がありません。小手先の業なら…
地稽古中の基本打ちの実践。
最近、自分の姿をビデオに収録して、正直自分の未熟さに愕然とした。 床がコンクリート床の処で稽古をした関係か、踏み込みの右足を無意識にかばいすぎたか、、気剣体の不一致。 そこで、あえてそのコンクリートの床の道場で、基本打ち…
施 無 畏
浅草観音に上げられてある額の言葉だそうです。 山岡鉄舟翁はこれが剣道の極意だと言われたとか。 敵と相対するとき、何の恐れも持たず、何事も考えず、只ひたすらに戦う事のみに専心する。 そのことで、四戒を脱することが出来る。 …
某範士の座右の銘。
「呑舟魚不遊支流」=どんしゅうのぎょ、しりゅうにあそばず。と読む 意味は、舟を飲み込むような大きな魚は支流では遊ばない。 流れの速い大きな川や大海で悠々と泳ぐ。との意味だと書かれている。 詰まり剣道の技も、ちまちま、こせ…
反応すれば手元が浮く
剣道で、手元が堅い、とは褒め言葉だ。 要するに相手から攻め立てられてでも中々構えを崩さないことを言う。 有る程度稽古の経験を積んだ人なら理解できると思うが、上手は中々構えを崩さない。 詰まり構えが崩れる(手元が上がる)人…