Canada Youshinkan Kendo Dojo

剣道考察日記

考え方

今日、熊の手元に剣道日本5月号が届きました。 その中に熊が尊敬する二人の先生の紀行文が載っていた。 一人は、佐藤博信範士であり、一人は森嶋建男範士である。 以前、熊のつぶやきやの中で世界大会の敗北を予言して、試合剣道の弊…

悟りと偶然

昔、悟りと言う化け物が居たそうだ。 その悟りが、きこりの心中を見透かして、に声をかけた。 「今お前はこう思っただろう。」 きこりは、一々悟りが煩いので、手に持った斧で撃ち殺そう考えた。 悟りは「今お前は俺を叩き殺そうと思…

逃げながら打つ。

熊の場合、8つと言う立場から、殆どが元に立つ。 出稽古に他道場に行くと、前に並んでくれるのは良いのだが、皆当て逃げをしようとする。又殆どが逃げながら打とうとする。 剣道の原点は戦いである。何故真っ向から戦おうとしないのか…

事理一致

事理一致=じりいっちと言う教えがあ ります。 事=は仕事、体の働き、動作、所作、と考えれば良いと思 います。 理=は心と解釈される方が居ますが、理は理合い、合理=理論と考えれば容易に理解できると思 います。 勿論、理の深…

人間の本能

毎回の稽古で感じる事。 人間は如何に弱いか、と書き出せば、何と大仰なと捕らえられるかもしれない。 問題はそんな大げさな事ではない、たかが剣道である。見た目、竹刀の叩き合いである。 そのたかが竹刀の叩き合いで有るが、如何に…

最近の稽古

最近,此処で機=気について、昔の教えを紹介していた。 原文のまま載せて、考察は各個人にお任せした方が良いと考えたからだ。 受け売りでは身に付かない、自分で考えて感じた方が良いに決まっている。と考えた。 別に意図があったわ…

機&気

万物を生成する根源である処の勢気である所の気と、事の起こる切欠と成る、キザシである所の機が合せて適時行われるものが、真の気合である。 時期を得ないで出す元気は、から元気というので、大丈夫の恥とするものである。 血気の勇な…

機は大事のものなり、気を機と云う。この機は心善悪二道無きなり。 戸より外え出れば二道となる。 この機を能く見付くべし、鈍成るものには、この機見えざるなり 。 犬はよく人の機を知るものなり。 犬を恐るる機あらば、犬必ず嚇す…

剣風

昔、榊原正範士に聞いた事が在る。 「剣道八段になると、それぞれの個性が剣道に出てくる、それがその人の剣風に成る」と 熊自信はマダ、自分がどんな剣風を目指して居るか掴めないで居る。 昔の理想から言えば、榊原正範士の正確無比…

宿題

熊が参加している、剣道家の集まるサイトが有る。 そこで、有る人が、全日本選手権50回大会の 模範演舞として9段範士に若手七段、八段が三人がかりが行われたらしい。そのときの画像を探し 出してきて、サイトに載せた。 熊の手元…