Canada Youshinkan Kendo Dojo

剣道考察日記

突きの交し方

現代剣道に突きと言う技が認められているにも拘らず、突きを毛嫌いする人が居る。 確かに突きは外れたら痛い。喉に大きなキスマークが付く。熊の若い頃はそれが勲章だった。だが最近はそうは行かないようだ。 だが、よくよく考えて頂き…

攻めの考察

剣道における攻めとは、如何いう事を、言うのだろうか。 熊が考えるに、「相手に対して常に恐怖感を与えること」では無いのだろうかと考える。それが相手を驚懼疑惑の四戒に陥らせる事に繋がるのだと思う。 では、どうすれば相手をその…

指導者とは

世の中に、剣道の指導に携わる人々はどれくらい居るのだろうか。街のスポーツ少年団で指導をしている人、自分の道場を持ち、そこで指導をしている人。学校などの教育機関で指導をしている人。警察関係の、署員への指導、学校、機動隊での…

聞き取り稽古

剣道では、見取り稽古と言う言葉が良く使われる。人の良い所を見て学べ、と言う意味で使われるのだが、聞き取り稽古は熊が自分で勝手に作った造語だ。 熊が六段受験で日本に帰国して、富山の先生方が泊まる宿に同宿して、食事に出かけた…

コップの水。

昔の事だが、羽賀の親父がまだカナダに毎年来てくれていた頃、アメリカのシアトルからも沢山の人々が教えを請いに来ていた。 稽古後、熊の家に皆集まり、剣道話を質疑応答の形で、教えを請うた。其の中に大学で教鞭をとる白人が居た。 …

誰が名づけたかE-面

以前、交剣知愛@MIXの日記の中で、北海道の錬士の方の質問に答えたもので、今、熊が実践している、羽賀の親父から聞いた秘伝の面の打ち方、間合いに関する考えかた、攻め、溜めに関して記述したものが有りますので、知る方は知ってい…

自分に課す、面白い稽古法、

と言っても、別段取り立てて言うほどのことも無いのですが・・・・ 熊は普段、殆どが養心館の同じメンバーの下の人と稽古をします。 そこで、どうしても自分の緊張感が薄れることがありますので、そんな時は、自分のハンディーをつけて…

憤志、大疑、信根。

羽賀の親父から聞いた。禅の言葉だそうだ。 憤志は「怒りをもつほどの強い意志で、修行に取り組むみ、絶対貫徹の志で修行をする。」意味だそうだ。 だが正直、今までの熊にそんな意志があったとは、恥ずかしながら口が裂けてもいえない…

姿勢の崩れ

今、自分の稽古の中で、一番気をつけて稽古をしているのが姿勢。 年と共に幾分背中も丸みを帯びてきたようだ。これは決して良いことではない。だがそれより何より、自分が打突するときの崩れ、受けに回ったときの崩れ、これが物凄く気に…

単純な技程良い

現代剣道の打突部位は、面、小手、胴、突きの4箇所だけだ。 たった四箇所の部位を打つのにそう沢山の仕事は要らない。 昔、若い頃はいろいろ技の研究もしたし、実際色々な技も良く使った。 だが最近、年と共に、要領を得てきたのか、…