Canada Youshinkan Kendo Dojo

秋の計画

バンクーバーは雨の季節に入った。だが今日は、久々に青空が顔を出し、清清しい気分だ。

自分の事務所の窓から見える広葉樹は既に黄色く色づき、青空にくっきりと映えて輝いて見える。

今月の13日で一応65歳の誕生日を迎えて、一応、会社は離職したが、自分で起こした会社だから、何かと経営には 携わっていく事には代わりが無い。

それに、自分の性分と言うか、じっとして居れない貧乏性で、この年で、新たな事業を起こそうと、奔走していて、骨格が出来上がりつつある。

第五の人生とでも言うべきか、新たな事に挑戦することは勇気も要るし多大な気力が必要だが、おかげさまでまだそれは衰えていないようだ。

一つ、大きな関門があったがそれは無事昨日解決を見た。これで心置きなく仕事にまい進できる。

この10月に二週間ほど日本に出かけるが、この旅行も新規事業の準備が半分目的。後の半分は言うまでも無く剣道だが、今回は少々趣が違う。

以前から、交剣知愛@MIXと言う所で熊と親しくしている連中に、指導をかねた稽古会が舞鶴と東京の二箇所で遣る事になっている。南は九州、北は仙台からの参加になるはずだ。

舞鶴は、七段が5~6名総勢10数めいが参加することになっている。年に一度京都で稽古している仲間だが、非常にレベルが高い。そして非常に熱心な方々だ。

東京もまた、熱心な良い仲間が集まる。非常に楽しみな稽古会だ。

勿論、ふるさとの富山でも、弟分が舎弟どもを集めて、てぐすね引いて待っている連中がいる。剣道のお陰で、日本中に仲間がいる、ありがたいことだと常々感謝せずには居れない。

最近、自分の心境は、打たれても由、打てなくても由、打ったところで何ほどの事も無い。只、ひたすらに、その場その場の変化に従順に対応しているだけ。何故なら、自分の体と本能が勝手に遣ってくれるので、自分でことさらどうしよう、こうしようのは意識に無いからだ。

これはこれで真に楽しい。