2008年度京都大会の参加を申し込んだ。今年は仕事が忙しく、参加を半分断念していたが、息子が「1週間だけなら何とか成るから」といってくれたおかげで、決心がついた。
それと、どうしても、気に成る事が有るので、京都大会参加は逃せない。その理由は、
今年、92才に成る羽賀忠利範士も京都大会の前日まで講習会が有る、武講同窓会に出るとの連絡があった。会長職を務めているから、仕方が無いのだが、誰か早く後任の方が決まるのを願う。
親父が、会長職を辞退してもう既に5年が経過した。気だけは元気だが、腰も曲がり歩行に困難をきたしている。誰かが手を貸さなければ、歩行も困難に成っている。
何故、ここまで、親父をこき使うのか解らない。人材がいないと言えばそれまでなのだが、剣道、居合道が分業?化されてきて、剣道、居合道両道範士が居なくなったのが原因しているのだと思う。そして若手の両道範士が早世されたのにも原因がある。
親父も、92歳ともなれば、いつお迎えが来ても不思議ではない、だが、親父が出る以上、不肖の弟子として、杖足のお役に立つ事は当然の責務。何処まで孝行が出来るか解らないので、出れる間は出て、お役に立ちたいと考えている。
それと、一年に一度、自分の稽古を見てもらえる貴重な機会でもあるからだ。
腰は曲がれど、口だけは達者。体は不自由でも、目はまだ明るい。
教えを請える間は請いたい。それが又、元気で活動して頂く為にも役立つと思うからである。
早く、楽をして頂きたい、思いもあれば、まだまだ教えを請いたい、矛盾した気持ちで居る。わがままな弟子だ。