6月29.30と、全米剣道連盟の要請で、居合道審査の審査員として、招聘を受けた。
日本から二人の居合道八段範士もお見えになり、審査員の末席を汚させて頂いた。
総じて、正直に書けば、受審段位に照らし合わせれば、受審者のレベルは低いように感じた。
だが、余り厳しくしても如何かと思い、奨励の意味合いも込めて、幾分甘く採点、大体40%くらいの合格率で見ていたが、審査発表を見て、驚いた。
何と、受験者50人弱で、合格された方は僅か4~5人程度だった。
日本の先生方が、日本と同じレベルでの審査をされたらしい。
そろそろ、世界も日本と同じ基準で、審査される事が望まれているのかも知れない。
それにしてもアメリカの航空会社の出鱈目には空いた口が塞がらなかった。
乗り継ぎの飛行機がドタキャンされて、別便の登場まで10時間待たされた。
2時間余の審査時間の為に、40時間を費やした事になる。マア、これも道の為、馬鹿を超えなきゃ出来ない事かもしれない。笑