今、養心館に2名の18才の剣士が修業に来ている。
一人は、日本の高校を卒業して、出来れば将来カナダで暮らしたいと真剣に打ち込んでいる若者。
もう一人は、将来中国を代表して世界選手権の選手出場を夢見る若者。
おりよく二人の18歳が居るのでお互い良いライバル意識が働き稽古にも熱が入る。
中国の若者は熊が今まで出合ったことの無いくらい剣道のセンスが良い。
稽古を始めて僅か二年足らず。
これが何と一人前の稽古をするのだから、驚きを超えている。
日本からの子は少々不器用な所はあるが、真面目で週4日間の稽古は休んだことが無く、体を掛けるのを厭わない。
此処半年だが、見違えるくらいに成長しだした。
こうして若い人を預かり育てる。それで自分の稽古相手にも育つ。
嬉しいですね。此の若者達と稽古をしていると、此方まで若返る気がする。
此の若者たちが将来立派な剣道家に育ってくれる事を信じて止まない。