先日、トロントの女性居合道愛好家のSandra Jorgenson 6段からメールが届いた。
ご子息が、ＢＣ州ウィ一スラーに住んで居るので、自分もＢＣ州に移り新たな道場を作りたいが如何かと問い合わせてきた。
熊に取り、勿論、居合道の愛好家が増える事は大賛成なので、大いに結構、手伝う事があれば喜んで手伝うと返信した。
昨年、彼女の居合いを拝見する機会があり、大変に驚いたのだが、白人さんにしては非常に素直で素晴らしい居合いを抜かれる。
まあ、ＢＣ州には、熊の道場に、くりちゃんが居る、彼女も非常に熱心でカナダの女性の中では、確固たる地位を踏まえて稽古をして居るが、恐らくこの二人が双璧であろう事は間違いない。
彼女は、弁護士の資格を有し、今はリタイアーして居るのかどうかは定かではないが、ややもすると、独善的で横暴な問題が多発するＢＣ州、これで、力強い味方が増えたと感じている。
以前、今まで、ＢＣ州の居合道界を個人の所有物の如く、我が物顔に牛耳って居た男が、全剣連で6段を取得してのぼせ上がり、自分の個人の昇段審査会を開き、カナダ剣道連盟から脱退した。其の男は全剣連からも除籍されたと聞く。
こんな問題が多発する、ＢＣ州、熊にとって見れば正しい事を正しく運営さえしていただければ、それで結構なわけであるから、彼女の見識は大いに手助けになることだけは間違いない。
そして、何よりＢＣ州の居合道人口が益々増えて盛んになることが嬉しいではないか。