今、バンクーバー島、ビクトリアに愛知県の林邦夫範士がお見えに成って、講習会を開いて頂いている。参加者は優に100名は超えていた。
昨日は、剣道が強くなる為の考え方、稽古法に付いての講和があり午後から実際の稽古が行われた。
講和は非常に解りいい物で、技術的な事での明快な説明には一応に理解が得られた物と思う。
今日は、剣道形講習であるが熊自身仕事を二日間空けれないので昨日日帰りで参加させていただいた。
当初、稽古は無いとの説明でしたが、範士に無理をお願いして、お稽古頂いた。
カナダでは、高段者の立会は殆ど見ることが出来ない。だから立会いを拝見するという形で範士が言われた。
だが、カナダでは範士や師匠同士の立会いを正座して拝見すると言う、マナーを知らない。皆、立ったまま見ていた。
そこで、熊が立会いを終えた後、アメリカからの参加の小池氏が立ち会う時、熊が号令を発して、全員正座で拝見をさせて頂いた。
まだまだ、日本文化としての剣道の定着には程遠いのが現状。中には七段保有者で、ズボンと下着のシャツで基本練成に参加しようとした者までいていて、稽古着を貸し与えられて、参加する等、恥もいいところの人間が居たのには開いた口がふさがらなかった。
知らないという事は、恐ろしい事だとつくづく思う。
まあ自身立会いはマンゴにも褒めれれた立会いではなく。自分の未熟さを知り、新たな決意で修行を誓った次第。
林範士には心から御礼を申し述べたい。