昨日、11月29日にカナダ西部地区の剣道昇段審査が行われた。養心館は五段に二人挑戦した。男性26歳一人、女性?一人。
事実、道場で自分が稽古を受けていて、まだ少し早いかな、という感想を持っていた。其れは本人たちも知っている。
所が審査と言うものは蓋を開けてみなければわからない。五段に九人受験者のうち、一人は満票,もう一人は1票欠けただけで合格した。三人が合格したのだが、一人は、お涙合格と言われても仕方の無い内容だった。
一票欠けた、女性の出来も何で一票が欠けたのか熊には解らないほど完璧といえる立会いでした。
まあ、こんな事を書いたらしかられるかもしれないが、周りが余りにも弱すぎたのか、そうではないと。思うヤハリこの日のこの二人の出来が抜群に良かったと言うことだろう。
男性の相手は、同い年のチームカナダのメンバーだし、女性は10歳も若い女性と対戦して、一本もさ触らせもしないで、完璧な技を4本5本と決めた。二人目は試合で活躍している巨漢の男性である。
其の巨漢が打った面を応じ胴で返し、おまけに真っ向勝負で、真面まで打ち切った。丸で不思議な世界を見ているようだった。
人間神がかりと言うことがあると聞いているが、昨日の二人はまさに其の状態。
まあ、其の神がかりを引き寄せたのはヤハリ本人たちの日頃の努力だろう。良く熱心に稽古はしている。これから如何成長していくか、二人とも死ぬまで剣道を続けるらしいから、楽しみな事だ。
タケノリ、くりちゃんおめでとう。