今年は、いつもの年と異なり、二度に分けて日本行きを計画しなければならなくなった。
20年前に、居合道6段を拝受して、それ以後、思うところがあり、審査を受けないで来た。
ところが、以前、熊が指導していた、白人が、全剣連の居合い道6段を取得して、その男が自分で審査会を開き自分の段を発行すると言う、考えられない行動を始めたが為に、カナダ剣道連盟会長から、カナダ西部地区の居合道をまとめて欲しい、そのためにもう一つ上の段を受験してくれないだろうかとの依頼があった。
自分としては、今更と言う気持ちも無いではなかったが、親父さんに相談したら、親父から是非審査を受けてカナダの居合をもっと発展させるための助力をせよ、言われた。
親父は剣道、居合道、両道範士。熊が居合道昇段に熱心でないことを憂いて居たようで、同門の 先輩範士からその話を聞かされた。
そこで、どうせ受験するのであればベストで挑まなければならないからと、親父が先輩範士をカナダまで送り込んで、一週間みっちり、ご指導頂いた。
その後、京都で二日間講習会で、再度付きっ切りで、手直し確認をして頂いた。
日ごろから、ぼちぼち稽古はしていたし、毎年、講習会にも出ていたので、決して付け焼刃では無いし、そこそこは遣れるのではなかろうか、まあ、審査だけは水物だから、遣れるだけのことは遣る。
そのために再度日本に行かなければ成らない羽目に成ったが、まあ、審査後はあちこちで剣道の稽古も出来るので、楽しいことには違いない。
本当に自分でも、馬鹿だと、呆れ返っているが、わざわざカナダから費用を使って日本に出かけていくのだから、着ける薬が無い。笑
好きで、自分が選んだ道だから、変な道楽に捨て金使うくらいなら、まだ自己満足だけの世界だが、人に迷惑が掛かるわけでもないし、まあいいでしょう。
そんなわけで6/9日~16日まで日本に行きます。
お稽古していただける人、宜しくね。