Canada Youshinkan Kendo Dojo

宮本武蔵  熊の独断と偏見

修行法九箇条 = 現代風に改めれば よこしまなき事を思うところ  = 邪心を抱くな、直心であたれ 道の鍛錬するところ = 一生懸命稽古をしろ 諸芸に触るところ = 他の武芸の理合いも知れ 諸職の道を知る事 = 他人の遣り…

「苦い思い出。」

昨日、剣道愛好家が集まるMIX@なるサイトで、刀、試し切りに付いて書いた。 皆さん剣道をやる以上、結構切る事には興味がおありのようで、お返事も多かった。 熊が、剣道、イヤ居合道を始めたのが23歳の事だった。その居合いの稽…

盗む

盗む、あまり良い言葉ではない。 普通、盗みを働けば、罪に成る。当然の事だ。 だが、剣道において盗む事は、良い事だ。 処が盗む事を知らない人が多い。 それは、指導者があまりにも親切に成りすぎて、教えすぎるからだ、と聞いたこ…

「昨夜の稽古雑感」

昨夜の稽古、一番乗りは、ユウノスケ、彼は本当に力を付けた。だがまだ子供、どこかに甘さが出る。これは仕方が無かろう稽古と経験と時間が解決してくれる。 嬉しい事に、本当に熊の稽古相手が務まるようになった。18才誕生日を迎えた…

「何故黒」

剣道の防具、最近は色とりどりで、非常にあでやかになった。 熊が剣道を始めた昭和30年頃は、子供は竹網胴、中学で生地胴、高校で黒塗り胴、が殆ど、県下に一人二人、大先生で金梨地胴、精精其れくらいだった気がする。 其れが、昭和…

頭をを振るな

今日の稽古、1級のヤス、面を打たれそうに成ると、頭を横に振る。 熊が叱った。首を横に振ると、相手が見えにくなる。それと首をかしげる事は、 心が遣られた証だ、そんな事で逃げても何にも成らない。 心を打たれたら終わり、負け。…

「竹刀の好み」

竹刀の好み、恐らく剣道をする人間なら、幾らか自分の好みが有るものと思う。 同じメーカーの同じ作りの竹刀でも、微妙にバランスも違うし、感触も違う。 熊は手が小さい。子供の頃から、小手の中に手を入れ続けてきたために、手が成長…

剣道は手で打つ心が邪魔をする。

剣道の古歌に曰く、 「手で打つ心は初心なり、足で打つこそ上手と知れ」と言うのが有る。 人間面を着けると、どうしても叩きたくなる、打たれまいとする、恐怖心の表れか、負けたくない我が出るか。 下手な人ほどバタバタする。だが、…

「昔の先生」

昔、正岡一貫と言う、居合道範士九段、剣道範士七段の先生から指導を受けた。 今は殆どが全剣連居合が中心に成ってしまったが、その頃は、まだ、試合も多くなくて、学ぶのは古流が殆どだった、丁度全剣居合いが、7本制定された頃の事で…

昨夜の稽古

試合い後の為か、集まりが少ない。 大人8人子供5人子供一人に、4段クラスの指導員を一人ずつつけて45分間、 フルに打ち込み掛かり稽古を遣らせた。 大人の初心者は熊が見て、面、籠手面を中心に打ち込みを遣らせる。 大人からの…