Canada Youshinkan Kendo Dojo

「心構え、気構え、腹構え」の実践論2」

前回は、心構えについて書いたが、今回は気構えに付いて考えて見たい。 心構えと、気構えは違うのか。同じだと思う方が居るかもしれない。だが自分はこじつけ?かもしれないが違うと思う。 心構えはまだ自分の意志で如何にでも成る。強…

剣法 邪正弁=山岡鉄舟

に対処する、これは決して偶然ではない。必ず作為が働く、だが、その作為に縛られない事が、剣道の無心だと思う。 2007年4月6日(金) 逃げながら打つ。 山岡鉄舟が残した教えに「剣法邪正弁」と言うのがある。 それにはこのよ…

「心構え、気構え、腹構え」の実践論1」

前回は、心構え、気構え、腹構えの概略について述べたので、今回は実践論、心構えとして気のついた事を述べてみたい。 前回、心構えは、あやふやな物だと書いた。確かに、自分の心ほど当てに成らない物は無い。だが、その心も、自分の意…

「心構え、気構え、腹構え」

前回まで、身構えについて、熊の未熟な考えを披露してきた。 しかし、この教えは決して荒唐無稽の物ではない、熊が今まで先生方から教わり、実戦してきて、身に着けてきた事柄です。参考に出切る人は参考にしてください。 さて、身構え…

京都大会の組み合わせ

いよいよ発表になった。本年度京都大会の組み合わせ。 今年は、鹿児島の先生だ。面識も無ければ、お名前も存じ上げない方なので、今からワクワクしている。 試合に余り肯定的でない熊自身が何故試合に、不審に思われる方が多いことと思…

考え方

今日、熊の手元に剣道日本5月号が届きました。 その中に熊が尊敬する二人の先生の紀行文が載っていた。 一人は、佐藤博信範士であり、一人は森嶋建男範士である。 以前、熊のつぶやきやの中で世界大会の敗北を予言して、試合剣道の弊…

悟りと偶然

昔、悟りと言う化け物が居たそうだ。 その悟りが、きこりの心中を見透かして、に声をかけた。 「今お前はこう思っただろう。」 きこりは、一々悟りが煩いので、手に持った斧で撃ち殺そう考えた。 悟りは「今お前は俺を叩き殺そうと思…

「身構え、腕、竹刀の持ち方。」

いよいよ、身構え愚考も大詰めに来ました。 今回は腕、竹刀の持ち方にまで言及してみたいと思います。 先ず、腕だが肩の力を抜かなければ成りません。 肩に力が入っていると腕の自由が利かないからです。 立った姿勢で、肩をグット持…

逃げながら打つ。

熊の場合、8つと言う立場から、殆どが元に立つ。 出稽古に他道場に行くと、前に並んでくれるのは良いのだが、皆当て逃げをしようとする。又殆どが逃げながら打とうとする。 剣道の原点は戦いである。何故真っ向から戦おうとしないのか…

「身構え、膝、腰、腹、背骨。」 

足の幅、踏まえ方は前回記した。さてここからが本番だ。 先ず右膝は少し曲げる、曲げると言っても極端には曲げない、緩めると表現したほうが良いかもしれない。要は、咄嗟の動きが出切る状態を維持していなければ成らない。 左膝は、ヒ…