Canada Youshinkan Kendo Dojo

攻めについて相手の反応で、相手を使い分ける方法。

簡単分析??すると、

1:自分が攻めて出て、相手も攻め返して出てくるが、打たないで対峙する人。:この人は実力があり強い人ですから、要注意。

こんな人は、思い切り腹から攻めて出て勝負するしか方法がありません。小手先の業なら逆に遣られてしまいます。

2:自分が攻めて出ても、相手がその場で対峙する人、:この人もある程度、出来ています。どちらかと言うと、返し技が得意な人が多い。

こんな人は、待ちの剣道ですから、攻撃を二段構えで崩せばいけます。
その待ちの気分、体勢を崩す方法です。

3:自分から攻めて出て、相手が其れに反応して打って出てくる人。
勘の良い人ですがが、逆に見れば、臆病な人、自信がない。

一番引き出して、仕留め易い相手です。

4:自分から攻めて出て、それに反応して後ろに下がる人、此れは二通りの方が考えられます。

一つは、単に臆病で逃げる人。実力差があるので問題なく使えるでしょう。

もう一つは間合いに明るく間合いを切っても、直ぐに攻め返してくる人。この方は要注意です。こちらの気が切れたところを狙ってきたりもします。

しかし、間を切る相手でも、其の後直ぐに打ちに出るのではなくて、慎重に相手を洞察しながら攻めて出て行けば、相手が後手に回るわけですから、最終的には必ず焦って出てきます。

其処を狙えば良い。返しでも良いし、出鼻でも良い。

このとき一番注意をしなければ成らないのは、相手に間を切られても、自分から焦って仕掛けないことで、最後まで攻め切り、間を詰めることが大事です。

相手との間の関係で、相手の力を見抜き、自分の有利な稽古につなげてください