Canada Youshinkan Kendo Dojo

熊の好き嫌い。

食べ物の話ではありません。
熊は野生ですから、食べ物の好き嫌いはありません。笑

ですが、事、剣道に関して、好き嫌いが激しい。笑

先ず、嫌いな剣風は、駆け引きばかりの剣道です。攻めたら下がる剣道です。打たれたく無いから下がるのです。

打たれたくなければ最初から面はつけるべきでは有りません。面をつけて前に並ばなければ、打たれることはありません。そのほうが潔い。
まして、三箇所避けなどする御仁は即、排除です。笑

間を切り、一旦は下がるけど、相手を間に呼び込んで反撃に出てくる剣道ならまだ許せます。でも下がらないほうが良い。
なぜなら、剣道は戦いですから、お互いがギリギリ責め合った所で、お互いが勝負にかける、其れが剣道の原点だと信じるからです。

これが正々堂々の渡り合だと信じるからです。

二番目が、相手を騙して打とうとする、稽古です。最初から最後まで、フェイント技や被き技しか出さない剣道をする人です。

人間性を疑います。だまし討ちは武士道に反します。
真っ向勝負が武士道の誉であり、潔さだと信じるからです。

三番目が、真剣みの無い稽古です。自分の有るだけの実力で望まなければ、上達はしません。こんな方との稽古は時間の無駄です。

自分が上達したいから稽古をしています。こんな方と稽古をしていたら自分の稽古が落ちます。下手でもいいから真剣に目一杯稽古をしてくれる方が好きです。

4番目は崩れる方です。自分で打つときも打たれるときも姿勢を崩す方です。是も打たれたくない病ですね。

極端な方になると、自分の面をかばいながら、相手の面を避けながら面を打ってくる器用なことをするもんだと感心します。苦笑
たとえそれで相手の面に当たったとしても一本にはなりえない。苦笑

やはり剣道は、正しい姿勢で厳然たる信念で戦って欲しいですね。健全な姿勢に健全な精神宿ると信じています。

打たれることを嫌い、醜く姿勢を崩すより、綺麗に打たれることも剣道の美学ではないでしょうか。そのほうが潔い。

5番目が理合いに沿わない稽古です。剣道はお互いの体を打ち合い、その中から、真理を求めるのが目的のはずです。

理に沿わなくても、只叩けばいいでは、下等動物にも劣ります。そんなのは剣道とは言えません。意地の張り合いです、醜いです。
よく居るのですよ、完全に打たれたにもかかわらず、何でもかんでも後打ちで、打ち返してくる人。相手を認めなければ喧嘩です。

剣道はお互いが、お互いを磨きあうために、自分の体をさらして行う。だからこそ、理合いを大事に、無理無駄の無い稽古に勤めなければなりません。

皆さん分りますかね。熊が好き嫌いが、激しいわけ。笑

皆さんもどうせお稽古されるのであれば、あの方と又稽古したいと思わせる稽古をしてください。