Canada Youshinkan Kendo Dojo

「身構え、膝、腰、腹、背骨。」 

足の幅、踏まえ方は前回記した。さてここからが本番だ。

先ず右膝は少し曲げる、曲げると言っても極端には曲げない、緩めると表現したほうが良いかもしれない。要は、咄嗟の動きが出切る状態を維持していなければ成らない。

左膝は、ヒカガミ(膝の裏側)を軽く伸ばす。伸ばし過ぎて硬くなってはいけない。
軽い緊張感を持たせると言えば理解がしやすいか、このヒカガミは曲げていてはいけない。何故ならヒカガミが曲がると、瞬時に足の力を床に伝える事が出来ないばかりか、腰に力が入らなくなるからだ。

そして、左膝の内側を、右膝に少し近づける様にする。この事で、下記の効果が得られる。

1左腰が前に出て腰が締まりやすくなる。と言う事は丹田に力を溜めやすくなると同時 に、腹の納まりが出来る様に成る。
2ややもすると、左足が撞木に成りがちな足踏へを矯正して、足が真っ直ぐなる事で左 足の力を十分 の床に伝える事が出来、蹴り足の力が無理なく、無駄無く出せる。
3腰が前に出て締まる事で、腰が安定し、骨盤に背骨が真っ直ぐ乗せる事が出来て、立ち姿を良くすることが出切る。

腰の向く方向は、右手右足が前なので自然半身になり、お臍が相手の右肘か、右脇腹の方向に向く位が丁度良い。相手に完全正対して、四角く構えるのは体が硬くなり自由な動きが阻害される原因になる。

「熊が七段受験で佐藤博信範士にこの真四角構えていたのを右肩を少し引くように構えると教えを頂き、それ以後足の動きが非常に楽になった事を実感しています。
真四角に構えるとどうしても動きが硬くぎこちなさが出てきます。」

それで腰が決まれば、骨盤が安定します。骨盤が確り決まれば、後は背骨です。背骨は骨盤の上に出切る限り真っ直ぐ乗せるようにします。

熊が最近取り入れている自分で確認を取る方法。

先ず足の外幅を腰幅に立ち、グ~~ト真上に背伸びします。そのとき体がふら付きますが、どこか安定する所が有るはずです、その安定した所で、踵を下ろし、右足を半歩前に出して、肩の力を抜きます。

それで立ち姿は出来上がりの筈です。

その立ち姿が決まればあとは呼吸です。腹式呼吸で息を吐く時できるだけゆっくりと、長く吐き出すようにして、はお腹を凹ませる感じでお腹の空気を全部吐き出します。

息を吐ききれば、息は自然に吸気になります。それで、息を吸う時はお腹を膨らませる様にして、下腹に息を溜める感じにします。それで下腹に力が篭る事が実感できるはずです。

そのお腹の力を抜く事無く(但し力んではいけません)その状態を続けて、肩の力を抜き、息をゆっくり吐き出して行きます。その繰り返しです。

そして、そのときの肛門も閉めてください。(出来れば肛門は軽く閉め続けます)

それで、気持ちは、打つならドウゾ、と開き直るくらいの気持ちで、構えてみてください。打たれることを恐れては行けません。逆に打たれる瞬間まで相手の動作をつぶさに見てください。その中で必ず相手の隙が見えてくるはずです。

その状態で、サア~どうする、サア~どうする。と攻めて行くのです。そして打たれるのです。機会を見定める為に。それが出来てくれば身体は自然に反応して打てる様になるはずです。

しないの持ち方、腕、剣先の付け所、使い方等は又後日書きますが、是で気構えと立ち姿ができる筈です。