Archive for 2月, 2009

英語名を日本語に

金曜日, 2月 27th, 2009

最近、新人が増えた。そろそろ道具を付け始めたので、垂名を作らなければ成らない。何故だか、白人で剣道する人たちは、日本語の漢字名を欲しがる。

中国人、韓国人は、漢字名があるので、問題は無いのだが、白人さんは当て字で何とかそう読めるようにしなければ成らない。

新しい館員の白人から良い名前を考えてくれと頼まれた。できるだけ良い名前を考えなければ成らないので、辞書を引いてできる限り良い字を探している。

今までも、中々良い名前が与えられたものと思っている。
読む人により、如何発音して読んでくれるかは責任はもてないが、今まで作った名前で結構傑作なものも有ると思っている。

シラン=止乱、 モーガン=猛巌、キャンベル=神鈴。ベルは中々難しいので鈴に当て字した、日本の演歌でも、女=人と呼ばせるくらいだから許せる範囲か?笑

新人さん達には、クレア=呉亜 ハルビック=春美久(女性)、カリー=家利などというのが有る。「家利」は道具屋が付けた名前、熊なら「加利」とするのだが、人それぞれで面白い。 

2月 27 2009 | 新着情報 | No Comments »

矯正は一生の仕事。

金曜日, 2月 27th, 2009


昔、熊が七段を目指して全国を武者修行して回った時。朝稽古は大阪の清風高校で西範士、賀来範士に稽古をお願いをした。

その時偶然居合わせた、当時大阪府警主席の小林三留先生にもお稽古頂き、西先生の紹介で、朝稽古の後、大阪府警に連れて行って頂き、府警の午前中の稽古に出た事が有った。

小林師範との朝稽古は自分で言うのもなんだがそこそこ良い稽古が出来たと思っている。だから師範も府警に連れて行ってくれたのだと思う。

府警での10時からの稽古で小阪、有馬、小川、石塚、島野、等の先生方とお稽古頂き疲れが頂点に達していた。

夜行で、山梨から京都に着いたのは朝方の3.時、眠気覚ましに駅のホームで素振りをした。ベンチに座れば寝込んでしまいそうだった。始発の電車を待ち、大阪に出て清風高校に出向いた。

今でもあの駅のホームで素振りをしたとき回りに油煙の匂いが立ち込めていたのをはっきりと思い出す。息をすると空気が臭くて深呼吸が出来なかった。肺が汚れるような気がした。

今でも馬鹿げた無理な稽古をしていたと思うのだが、カナダからの受験、無い金をはたいて送り出してくれた家族。其の期待に答えなければ成らないと、当時は必死だった。

昼食の後、2時から、大阪府警の受験者たちで、模擬審査を遣るので、受けてみないかと言う事になり、府警の6段7段受験者と立ち会った。

結果は、疲れから、体が動かなくて、気迫も出ないし、散々なも物で有った。講評では、大阪弁と言うのは柔らかく聞こえるが、内容は痛烈なものであった。

「あんな~カナダはん、アンさん七段諦めたほうがエエデ、受けるだけ、金の無駄や、やめなはれ、やめなはれ」と言うものだった。

当然がっくり気落ちした。その時色々矯正点のアドバイスを頂き、課題が沢山出てきた。焦りに近い気持ちで打ちひしがれていた。

気落ちしたまま府警を後にしようとした時、小林師範が、玄関先で、
「熊さん、あんた稽古は出来ている。そやから、今から稽古を変えたらあかんで、そのままいきなはれ、そのまま、直すのは合格してからでエエ」と言うものだった。

其の一言で救われた。お陰で助かったと今でも感謝している。

恐らくその時、付け焼刃的にあれこれいじりだしたら、七段審査は失敗していたと思う。何しろ審査4日前のことだった。

剣道修行は、一日にして成らず、小銭の豚の貯金箱と同じなのだ。
少しずつ、つり銭を豚の貯金箱に放り込んでいるうちに知らず知らず溜まっている。

いきなり大きなお札をドンと入れようとしても、折りたたんで曲げても中々上手く入らないのだ。小銭が一番通りが良い。

だから、審査前にあれこれいじるのは、無理やり貯金を増やそうと、大きなお札を無理に豚の貯金箱に入れようとするのと同じなのだ。

つまり焦りと同じなのだ。そんなもの上手く身につかない。貯金箱に入らないに決まっている。

それより、今までの自分の稽古、其れを全て出し切るほうが、絶対審査員の心を打つ。

審査が近くなったら、あれこれいじるのではなく、自分の稽古を何時でも何処でも、出し切れるようにする稽古に徹底する事だ。其れがベストの方法だと今でも信じている。

2月 27 2009 | 剣道考察日記 | No Comments »

ご苦労なこった。

水曜日, 2月 25th, 2009

先日カナダ最大、最古の伝統ある試合で、黒熊がカナダチームで選手として出た。

其の団体戦決勝の様子を、何処の何方が存ぜぬが、youtubeに画像を載せている。以前にも何度か見たが、熱心な人も居るものだ。あんな奴にもファンが居るのか・・・・・・苦笑。

其の画像を、熊と交流の有る剣道かが見つけてきて、MIXに書いて、其処に画像を貼り付けてくれたので、知ることが出来た。ご苦労サンです。笑

試合内容は、上段相手に20秒ほどで決着をつけた。元々黒は試合には独特のセンスがあり、まあ、勝負強い所はある。其れが参考に成るのか如何かはしらないが、youtubeに画像を載せるとはご苦労なことだ。

まあ、我が家の子供は生れ落ちたときから剣道を遣ってきている。親が馬鹿だから、徹底して剣道は遣らせて来たが、本人たちは其れが当たり前の生活だと思って育ったに違いない。

とはいえ、日本とは異なり、子供の頃は、試合が年間3~4度、稽古も週三回であとは家で素振りをする程度の稽古だった。毎日、稽古する環境はカナダでは作れなかった。

彼らが世界大会のカナダ代表の中心的選手だった頃は熊自身も八段を目指していた頃で、週5~6回の稽古をしていたが、白熊は結婚を境に、仕事を日本の商社に勤めたこともあり、多忙が重なり、試合からは遠ざかった。

其れまで白熊は15~6歳から25歳位までは、地元の試合のトロフィーを総なめにしていた。其の頃、黒熊は、万年二位だった。

白熊にして見れば、仕事の忙しさもあり、遣るだけ遣ったと言う満足感からか、試合の興味がうせて行った。

と言うより3年間勤めた商社を辞めて、熊の事業を手伝うようになり、責任を持たなければ成らない事から、業績が伸びるに従い、仕事がが面白くなったに違いない。

其の点、黒熊は弟の気楽さから、剣道を主体に置いた生活をしてきた。だが其の黒熊も、34歳、もう直ぐ35歳に成る。現役選手としては、彼もそろそろ限界の年。多分今度の世界大会が最後の世界大会になるのかも知れない。

まあ、今後どうするかは分からないが、二人とも、剣道は一生続けていくことだろう。

2月 25 2009 | 熊のつぶやき | No Comments »

攻め二通り

日曜日, 2月 22nd, 2009


攻めには大別して、2つの方法があると考えています。

1は相手より勝る気力でガンガンと攻めていく方法。つまり全てを押しつぶしていくブルトーザー的攻め方。物凄く強く感じる攻め方です。

来るぞ来るぞと分かっていて、見えていても如何にも成らないで打たれてしまう。完膚なきまでに叩き伏せられる。実力の差を思い知らされる攻めです。

2つ目は、如何に相手に気付かせないで自分の打ち間を作るか。
つまり非常に技巧的で上手い攻め方だと言えます。

知らないうちに間合いを詰められてしまい、気が付いたら打たれている。
あるいはガンガン攻めて出たはずなのに、打たれてしまった。
厄介な代物です。俗に、間を盗むとも言われる遣り方です。

ですから、絶対的に実力の有る人が下の人に負けることも有る。

其れが偶然か、必然かの大きな違いは有りますが・・・・

昔からの教えに三殺法と言う攻めの定石の教えがあります。
此れは相手の、気、剣、業(体)を征する方法を説いたものです。

要するに、相手に気、剣、体の一致をさせなければ良い訳です。
気剣体が一致しなければ、完全な打突には成りませんから、此方が有利に運べる。と言うことですが、此れは全て、気位で相手に勝っていなければできません。つまり限りなく1に近い方法です。

相手に攻め上げられている状態では、三殺法も何も有った物ではない。つまり攻めの本体は気攻めが重要課題に成るわけです。

ですが、間を盗む遣り方は、相手の気位より弱くても出来ます。
大事なのは己を捨てていれば出切る。「窮鼠返って猫を咬む」との諺の如く、弱い相手が強い相手を倒すことも間々あることです。
弱い人が、自分を捨てて、相手と相打ち覚悟なら、出切る方法です。

この場合、逆に、自分の打ち気を殺していたほうが効果が有るのではないでしょうか。冷静に自分を捨てて、相手を見切る。

此方は死ねる覚悟が出来ているので、自ら間合いに入って行けるし、そこで相手が出てきたとしてもハット驚くことも無い。

覚悟さえ出来ていれば、居付かないで、相手の動きに対処出来る筈です。

相手は恐怖を感じないから逆にウッカリ出てしまう。そこの隙を突かれる。

この二つの方法が大勢を占めるのだと考えています。

2月 22 2009 | 剣道考察日記 | No Comments »

春めいて

金曜日, 2月 20th, 2009

今年は例年に無く晴れた日が続く、通常二月は雨の日が多いのだが、車の洗車をしても無駄にはならない。

朝晩は放射冷却で冷え込むものの日中はポカポカ陽気、木の芽が芽吹きそうな感じさえする。

此処一月は引越しで、荷造り、荷解き掃除と休む暇が無かった。天候が幸いして引越し仕事が楽にうまく進んだのが良い。

長い生活の間には色々な物が増えて、使わないものまで沢山有る。だが何故か捨てがたい思いに駆られて、又ゴミを抱えてしまった。貧乏性である。

だが、ゴミでない物も有る。先生方に頂いた竹刀である。20本は有る。思い出の竹刀だ。記念にとって有るので、此れは使わない。関係の無い人間にすればゴミだが、熊に取り此れは宝だ。

其れと今まで事につけて書いてきたノート類、書類の纏め方が下手なのと、其の時々で場当たり的に書いてきたのと先生方から頂いた手紙、手書きの書等もある。此れも要らぬ人には紙くずの山が、熊には宝。

だがこれらは英語環境の子供が読むわけでもない。一応日本語も読めるが、わざわざ難解な書物を紐解く事までは、恐らくしないだろう。

人に取り、ゴミでも、思い出の詰まったものはヤハリ熊に取り宝に違いない。死ぬまでゴミに埋もれている覚悟しなければならないか。

2月 20 2009 | 新着情報 | No Comments »

スティーブストン剣道大会

木曜日, 2月 12th, 2009

北米大陸では恐らく最古の歴史を誇るであろうスティーブストンの剣道大会がこの2月14日土曜日に開催される。

この大会は、漁師町で始まったので、冬の漁の無い時期に行われてきた。この大会は毎年南北カリフォルニアからの参加もあり、恐らく北米最大の剣道大会だろう。

昔は、高野佐三郎、弘正親子、森寅雄先生なども見えられたことがある大会だ。

今年は、世界大会があるので、アメリカからも世界選手権にあわせて、カナダ選手と小手合わせにアメリカ選手全員が参加するに違いない。

迎え撃つカナダ側も、全選手が参加を義務付けられている。結果は見なくても分かってしまっているが、そこそこ面白い内容に成るのではないだろうか。

熊が楽しみにしているのは、大会に先立ち、前日の金曜日の夜、合同稽古が有る事だ。北米の主だった選手、指導者との稽古が有り、其の方が面白い。

今年は誰が出てくるか、日本からも誰か来ている様なので、今からわくわくしている。

2月 12 2009 | 新着情報 | No Comments »

土曜日, 2月 7th, 2009

二月に入り、一気に春めいてきた。今年は記録的な大雪で明けたが、路上の雪も駐車場の寄せた雪や、日陰以外、街には残雪が消えた。

先日の稽古でも普段は凍りつくような寒さの日本語学校のホールの床も幾分暖かくなり、久々激しく動き回り、に大汗をかくことが出来た。

最近、新会員も増えに増えて、毎回の稽古参加人数も20人を下らない。熱心な新人が多いので喜んでいる。

今回の新人連中は、可也期待できそうな逸材が多い。熊の指導手腕が問われる所だが、不断の指導は若い連中に任せている。

何と言っても養心館は羽賀流指導法が、徹底されているので教えるほうも習うほうも、迷わなくて済むので困る事がない。

今、引越しの最中で小物の移動は殆ど済んだ。後、家具屋からの搬入を待つ、電話、テレビケーブル、インターネットは、一つの会社が請負、家具搬入と同じ日に施工される。

いよいよ、2/10日から、新しい生活が始まる予定だ。

長い間懸案の社員募集の方も人材派遣会社から斡旋で、雇用する人が見つかり、来週から勤務してくれる。其のジョーブ トレーニングが終われば、幾分楽になれるか・・・・・

京都大会の正式申し込みは1昨日4日航空郵便で配送した。今年は冬眠する時間の余裕もなく、助走が始まった。ヤハリ京都大会の申し込みを終えると、春が来たと感じるから面白い。

其れと今年は一度もSKIを履かなかった。珍しい30年振りの事だ。移民した年はSKI処ではなかった。

30年も立てば、カナダ人生、色んなことが起きる。今までも可也、刺激の多い一生だった。まだまだ刺激のある人生を送る事だろう。其の方が生き甲斐が有ると感じている。

2月 07 2009 | 熊のつぶやき | No Comments »

只、打てば良い、と言う物ではない。

水曜日, 2月 4th, 2009

剣道修行者の大半が、面打ちにこだわり面打ちを、修練していると思う。

一応昇段を目指して修行する方々は面打ちを主体にしたお稽古を成されているようだ。

だが某所で稽古を拝見していて、うん~~其れは如何かな?と考えることがあったので、書いてみる。

確かに、面打ちに拘りを持つことは大事だし、面打ちを極めて欲しいと願う一人でもあるが、面打ち、只打てば良いと言うものではないと思う。

只、何も考えず、面打ちを遣った所で、運動能力はある程度発達させることが出来るかもしれないが、そんな物は役には立たない。

本来、面打ちは、面を打つ前が非常に大事だと思う。打つ前の攻め、崩し、見切り、為、気迫、体勢、足運び、手足の使い方、それらが全て上手く作動させてこそ初めて効力の有る面打ちが出来ると考えるからだ。

だから、細部にわたり工夫、研究をしながら体を掛けて、取り組む面打ち稽古が必要であると信じている。

だが、拝見した基本打ち稽古を成されている方々を見ていると、只何となく、面打ちさえ遣っていれば其の内何とかなるだろう。的な発想が垣間見られて、甚だ心許無い。

明らかに悪いと分かるような癖を其のままに打ち込み稽古をされている方々が多いのに驚いた。

恐らく自分では良いと思っているのか、ハタマタ、其れに気付かないのかは分からないが、無駄だな~、此れでは進歩が遅いな~と感じてしまった。

剣道でよく言われること「打つ前が剣道で、打ったら運動」と言う言葉の意味も、改めて考えていただきたいと思う。

先ず体勢は自分さえ気をつければ治せるはずのもので、其れを直すことにより素晴らしい面も打てるようになると信じて疑わない。

其れとヤハリ、面を打つ前の、事前にやら無ければ成らない事の研究。其の事前の作業の後、自然発生的に出る面でなければ、効果を成さないのではないだろうか。

只運動的に打った処で、其処からは何の感動も生まれないと思う。

たとえ、よしんば、それで面に当ったとしても、其れはあくまで当っただけ。偶然だ、ラッキーだった、で終ってしまう。それでは本当の実力は身に付かない。

実力は面打ちの事前工作が、確り出来ているからこそ、実力があると判断されるわけで、偶然当ったでは、実力ではないのだ。

そうした、事前工作が無心のうちに発動される事が伴った面打ちが出来てこそ、本物の面打ちに成るのだということを、念頭においていただければ幸いである。

2月 04 2009 | 剣道考察日記 | No Comments »

居合道審査

日曜日, 2月 1st, 2009

1月31日、カナダ剣道連盟の西部地区居合道、講習会と審査が行われた。そこで、白熊5段、黒熊4段に合格をさせて頂いた。

カナダ剣道連盟会長から、今回の審査、1級から6段までと通知が有ったにも拘らず、前日の夜9.00に会長から電話で、今回は4段以上の審査に急変更する由伝えてきた。

非常識も甚だしい、信じられない事だが此れがカナダ剣道連盟の現実です。

何処かで誰かが、下らない理由で画策したのだ。ばかげた話だが、取り巻きに翻弄される会長。

其の会長を利用して、横車を押し、悪巧みを遣る連中。迷惑をこうむるのは、真剣に真面目に居合道を修行している罪もない連中だ。

カナダはまだまだ、居合道では後進国、これから羽陽曲折があるだろう、だが熊は、正しい居合道の普及だけを念頭において後進の指導に力を貸してい行くだけだ。

今回。の講習会を兼ねた練成会は充実したものであった。本部から来ていただいた三名の先生方に謝辞を述べたい。

4段以上の審査なので受験者はそう多くない。
受験者4段二名、5段二名、6段一名の審査。
結果合格は4段一名、5段2名、の合格を見た。

こうしてみると、全剣連居合を、教本通りに抜いている人が少ない。
来月から、毎週第一日曜日に熊の道場で、居合道のワークショップを開くことにした。

来るもの拒まず、こない者もまた来たくなければそれで良い。
全て自己責任で遣ることだ。熊は習いたい方々には出来る限りの力を貸すだけのこと。

まあ、一歩前進という所か・・・・・

其れと、最近、掲示板に下らない悪戯書き込みが増えた。
下らない相手と格闘する愚は避けたい、又時間もない。そこで、掲示板は閉鎖することにした。

どうせ余り利用されていない所だし、熊に連絡したければメールで出来る。余り意味がないと判断した事も有ります。宜しく。

2月 01 2009 | 新着情報 | No Comments »