Archive for 1月, 2009

今年も

金曜日, 1月 30th, 2009

いよいよ今年も京都大会の申込みの時期が来た。今年は2月10日が締め切りだと言う。毎年締め切りが早くなるのはなぜ・・・・・・?

毎年参加者が増えているのだろうか、ともあれ、事務処理を成される方々はご苦労サンです。

熊は今年、引越しが2月初めなので、バタバタする、そこで、今日、一応仮に申し込みをさせて頂いた、本申し込みはオリジナルの申込書を送らねば成らない。

海外からでは航空郵便が往復2週間掛かるから、今からでは間に合わない。そこで一応仮で受け付けて頂いて、本申し込書は二、三日遅れることになるかもしれないので、便宜を図って頂いた。

この後、4月末まで何事もなければ今年も日本にお邪魔することになる。今年も一応予定を立ててみた。

今年から、カナダ航空が関西空港には入らない。成田からの入国しなければならない。其の為に、京都まで時間が掛かるので、不便になった。往復二日間其れで時間が取られる。

只でさえ、毎年ギリギリの予定で回るのに、今年はおまけに熊の仕事の休日の関係で、日本での滞在期間が短くなった。

来年は、白熊が日本に行くので熊は留守番に成る。

まあ、親子で同じ趣味を持ち、おまけに仕事まで一緒なのだから、仕方がないと言えば仕方がない。

出かけたときには皆さん又よろしくお願いいたします。

1月 30 2009 | 新着情報 | No Comments »

親の教え

水曜日, 1月 28th, 2009

嫌な話を聞いた。剣道一筋にまい進していた高校生が、インターハイ地区予選に勝ち、全国大会を目の前にしながら、調子を崩した為に、レギューラーから外されて、不登校に成ってしまった。

其のためにインターハイ全国大会もドタキャン、引きこもりに成り、学校も不登校になり、おまけに其の子は、昨日、自ら若い命を絶ってしまった。何とも遣り切れない話である。

試合中心の剣道が生んだ悲劇である事は間違いがない。今や高校剣道界、イヤ、少年剣道界も子供たちは単に勝つための道具でしかない。其処には教育的見地は無いのに等しい。

若い、将来有る有望な子供をたかが剣道で、死に追いやる。本来、自己防衛が元で剣の技が発達して、自己の精神強化にまで昇華してきた剣道のはず。

身を守るための剣道が自らの命を絶つ。何かが狂っているとは日本の指導者たちは気つかないのか。

其れは全剣連においてですら、先頃の世界大会の不覚を、全剣連会長自らが「不甲斐ない」と吐き捨てたことを見ても分かる。

子供や選手に対する愛情がないのだ、日本の社会全体が何時の頃からか変わってしまった。昔はどんな会社でも従業員社宅があり、会社が従業員をまもって来た。だから社員も一生懸命に働いてきた。

戦後の、どん底から皆力をあわせて、世界有数の国に迄成長してきたが、現在、どこかに何かを忘れたかのごとく、不景気になれば、先ず第一に従業員が首を切られる世の中に変容してしまった。

ばかげた話、会社を運営する経営者たちは首切りがない。本来なら会社を窮地に追い込んだ、経営者の彼らこそ責任を取るべきなのだ。所が、従業員の弱い人間たちは、ゴミ同様、錆びた道具扱いで、いつでも捨てられる。

子供の頃、何故か、「牛尾に成るよりも、鶏頭に成れ」と言う言葉が好きだった。母親も父親も良くこの言葉を口にして意味を教えてくれた。だから今、小さいながらも自営で何とか食いつないでいる。

父親が、100人ほど雇用する、自営だったから、末っ子に生まれたにも拘らず、自分も会社勤めは端から考えていなかった。父は従業員を本当に大事にしていた。其の記憶が鮮明に有る。

今考えれば幸か不幸か、今までの人生、自分で何とか自分を守ってきた。今僅かだが、従業員を抱える身と成ったが、よほど悪いことでもしない限り、首切りする考えは無い。又そんな悪い事をするような、従業員も居ない。

此方も誠心誠意、彼らと向き合っている積りだ。だから、彼等も自分たちが守られて居ることを確信している。他社で働いた経験が有ればあるほど其の思いは強いようである。

其の声が従業員達から聞けた。嬉しい事だと思うし、彼らに対する責任の重さも実感している。愛情の無い人間が増えて、自分だけが良ければいいという指導者、経営者が増えてきた。

そんな人間たちばかり上に立てば社会は必ず崩壊する。

今、63歳を超えて、カナダに住んで丁度30年の月日が過ぎたが、親の教育にに此れほど感謝したことは無い。今からの子育て、他人に頼るのではなく、自分で歩ける教育をするほうが子供の命、生活をを守ることが出来るのではないだろうか。そんな気がする。

1月 28 2009 | 熊のつぶやき | No Comments »

攻めから打突への行動パターン

金曜日, 1月 23rd, 2009

人間、なくて七癖と言うのが有る。此れは熊が、養心館と言う中で、何時も同じ生徒達ばかりを、相手にしているから、感じることなのかもしれないが、夫々に、攻めから打突に繋げる得意の行動パターンがある。

勿論、其れは各自各様で夫々が個性的で、得意な方法があり、それから経験的に編み出した遣り方なのだと思うが、其れが癖と言うものに繋がっているのだと思う。

此れは、恐らく、日本で稽古されている方々でも、多かれ少なかれ其れは有るし、注意していれば必ず気付く筈の事だと思う。

若し仮に、自分に其の行動パターンがあるとすれば、其れを相手に読まれていたとしたら、其れは物凄く自分にとり、不利になると言うことは言うまでも無い。

だが、強くなれば成るほど、其の行動パターンは相手に読ませなくなってくるし、其の行動パターンすらなくなってくる。

つまり出たとこ勝負が出来る。何時如何なる場合でも臨機応変に対処できてくるという事だ。強いと言うことは、そう言う事だと思う。

だから中々相手に打突の機械を掴ませないし、隙も見せない。
下手に打ち込めば必ず返されてしまう。

ヤハリ癖、と呼ばれる、行動パターンは出来るだけ作らないことが大事だ。いつでもどんな機会にでも、自由自在に対処できる様になるのが、我々が本当に目指さなければ成らない剣道だと感じている。

1月 23 2009 | 剣道考察日記 | No Comments »

引越し

水曜日, 1月 21st, 2009

今世の中は不景気の真っ只中。此処バンクーバーも例外ではない。此処は世界一住み易い街に選ばれた事が有るからか、2010年のオリンピック景気も拍車を掛けたのか、カナダの中では一番住宅が高い。

一時期の日本のバブルを思わせる値上がりが続いたが、昨年の九月をピークに、ドンと値崩れが始まった。今年はまだ下がるとの事だが、丁度いい物件が見つかったので、思い切って買うことにした。

この物件は今現在熊が住んでいる住所から徒歩で1分。この界隈で一番最後に立てられた物件で築一年。新築で売り出し価格も分かっていた。物件を見てみると、内装は、可也高級なつくりで、エキストラに金を掛けた作りで其れも気に入った。

売り手は、当然値上がりを期待していたと思うが、三ヶ月の間に可也の値下げをせざるを得なくなり、恐らく金を掛けた分を取り戻せたか、如何か、ギリギリの価格で売りに出たと考えられる。

お陰で此方としては良い買い物が出来たと喜んでいる。

そこで、二月に引っ越すことに成った。今までの所は次男と居候君がそのまま住む。熊たち夫婦だけが引っ越すことになったのだが、カナダに住んで30年、5度目の引越しである。日本を入れると7度の引越しを経験することに成る。

しかし人間長い間生活すると無駄なものが増える。そのときは思いつきで買ったものだが、いざとなると処理に困るものが多い。

この際思い切って捨てるものは捨てようと考えている。結局無駄遣いしたわけだ。笑

人生も還暦を過ぎ、新たな借金を抱えることになったが、カナダは人々を非常に平等に扱ってくれるので高齢者でも銀行が金を貸してくれる。まあ、人間働く目的があるほうが若さを保てると良い方に解釈している。

それにまだ遣りたい事も一つや二つある。末っ子に生んでもらったお陰で、何処にでも好きなところで好きな人生を選べたことが、嬉しい。

しかしこの物件、普通の住宅より30CM天井が高く、小さな家庭事務所のスペースがある。天井が高ければ、竹刀も振れる、小さな事務所空間は防具部屋が作れる。こんなことも、熊に取り快適住宅の選ぶポイントになっていた。笑。

まあ、何処に住んでも剣道だけは最重要課題で、考えてしまう、愚かさが、自分でも可愛いと思っている。

1月 21 2009 | 熊のつぶやき | No Comments »

新入生

火曜日, 1月 20th, 2009

此処の所、如何言う訳か、新人さんの申し込みが多い。其れも白人?カナダ人?英語しか分からん人。さん達だ。

通常、白人さんたちが剣道に興味を持つのは大体何か映画に影響される事が多い。昔は「乱」「影武者」最近では「キルビル」「ラストサムライ」のヒットが白人さんを剣道に近づけたが、だがそんな連中の殆どは消えていく。

今回は何があったのか分からないのだが、今年に入り3人、おまけにモントリオールから越して来た経験者が二人。一度に五人も増えた。

昨年、秋に始めた二人が、今丁度防具をつけ始めて打ち込み掛かり稽古をやらせている。中々二人とも勘が良い.一人はアキラの友人。モデル並みの美人の女子大生。

中々運動センスが良いのと結構頑張りや。アキラより伸びるかも知れない?。笑。もう一人は、男性で競泳を遣っていたとかで、スタミナ運動神経抜群の22歳。二人とも若い。

良い感じで、一年前に始めた中年の連中。半年前の連中、最近の連中。生徒にしてみれば、上達具合が手に取る様に見て取れるので見学に来て、なおさら興味が沸くのだと思う。

初心者を教えるのは手が掛かる。だがお陰様で4.5段クラスの生徒が育っているので、手分けして指導に当たれる。誰が教えても、指導方法、指導理念は同じなので安心して任せておける。

この白人さんたちに教える事で一番の大きなギャップは、文化の違いだ。

白人文化は自信とプライドを持つ事が最大の教育目的、其れをよしとする。だから、4.5段で簡単に天狗になる。6段も取れば神様だ。だから、昨年、熊の所にデンマークから来ていた選手は、打てる相手がいない養心館を離れ、他道場で高々4段で先生をしている。

居合道6段が日本剣道連盟を離れて(現在除名)自分の賞状を発行する審査会を開く暴挙に出る。そんな彼が審査した居合道五段が熊を差し置いて講習会の指導者を買って出る。着物屋の娘に着物の着方が間違がってると説教をする。笑。

実力が無くても、知らない事でも知ったかぶりをする。其れが彼らのプライドと自信なのだ。そんな具合だから、小さなことで言えば限が無い。

これは熊が30年指導してきて、今までその文化の違いに悩まされて、そのギャップが分からずに、何人も何人も教育に失敗し続けてきてやっと理解できた問題だ。だから、白人には剣道は理解できないとまで考えた事が在る。今もその不信感は少なからず在る。

剣道文化は、確固たる信念や自信を育てながら植え付けるが、其れを身に着けるその背景には謙虚さと言う事が前提に在る。謙虚さが無い剣道は剣道文化ではない。はっきり言えば白人文化に謙虚さは=自信の無さに映るのだ。そのギャップは世間一般で考えるより非常に大きい。

そこで、過去の経験から、彼等には初めに言い渡す事にしている。剣道を学ぶ目的の大きな一つは、平常心、不動信を学び取る為に遣るのだと、それには、謙虚さを身に付けることが大事だと。死ぬまで自分が学び続ける心を持つ事だと。どれだけ自信が在っても、慢心してはならないのだという事を、きつく言う事にしている。

この中で何人が将来に向けて自分の為の人間修行する生徒が出てくるか?

だが、何百年も続いて培われてきた文化背景は簡単に変えられるとは思わない。それでも、砂漠に水を撒くような、努力はし続けて行かなければ成らないのだ。30年カナダで指導に当たってきて、やっと得た教訓だった。

1月 20 2009 | 新着情報 | No Comments »

子供達の指導で自分も成長する。

土曜日, 1月 17th, 2009


此処に来る読者の方々の中で、子供の指導をされている方々が多いと思いますが、子供を指導しながら、ちゃんと自分も成長できる方、中には成長できない方、ややもすると下手に成って行かれる方々が居ます。

この差はどうして何処から出てくるのでしょう。
私の田舎に、その実例があるので、一年に一度帰国した時に其れを目の当たりに見てしまい、残念だな~と思う事がしばしばあります。

自分を成長させる事の出来る人は其れで良いのですが、出来ない人は何が足らないのでしょうか。其れは気配り一つだと思うのです。

自分の教え方が間違っているそれに気づかない。自分では、全剣連の指導要綱の通りに指導をしていると思い込んでいる。

よしんば本に書いてある通りに指導をしていたとしても、其処に視覚で訴えるものが無くては子供は理解できません。本の受け売りだけでは、ダメなのです。あくまであれは参考文献でしかない。

教え方は其れぞれの方々の工夫に掛かっているのです。

自分の教え方が間違っていない人はちゃんと子供とともに伸びれるはずなんです。

ですから伸びれない人は、自分で自分に気づかないそれだけの事だと思います。先ず伸びれない人の見本は、口で剣道する人です。

良く見かけますよ、子供に限らず、人に指導をする人で、アアダコウダ、口で剣道をする人。如何にも自分が出来る如く話している人。

特に、子供は口だけの指導では理解できません。先生が見本を見せてやる。其れを視覚で捉えるほうが子供はわかり易い。

説明は出来るだけ簡単に、こんな風に遣りなさいと見本を見せる。

熊はSKI指導員していた経験があります。カナダで、英語が殆どしゃべれない時に、SKI学校で人並み以上の給料をもらっていました。

其れは指導能力を買われてのことでした。英語がしゃべれない分、見本を見せて、ジェスチャーたっぷりに指導をしていました。

それで、まともに英語を話せる指導員より、熊の生徒のほうが早く滑れるようになる。其れをSKI学校の校長が認めてくれたわけです。

大人対する指導もそうですが、偉そうに、口だけで剣道している人は間違いなく下手になっていきます。

伸びれない人は、指導に変化をもたせる事の無い人です。
毎回毎回同じ事のくり返ししか出来ない。子供も飽きてきますし、自分の成長も無い。工夫が足りない事が解ります。

成長できる人は毎回工夫があり子供達を飽きさせないで、自分も子供と一緒に体を掛ける、見本をどんどん遣って見せる。

正しい見本を見せなければ成らないと言う使命感から正しい基本動作を見につけようと努力をする。当然、自分の体の動かし方、姿勢の保持の仕方、細かいことに気を配り、工夫をして身に着けていきます。

当然、生徒に見せる、見本動作も真剣に、元気溌剌としたものになり、子供達の士気も上がる。おまけに、指導の中に工夫があるから変化があり子供達は興味を失わない。

そこら辺が、人により、差がある。だから子供達の成長にも自分の剣道の上達にも差が出てくると思っています。

1月 17 2009 | 剣道考察日記 | No Comments »

耳年増は簡単

水曜日, 1月 14th, 2009

熊は良く人に言われることがある。

「熊さんは何故、自分で勉強してきたことを惜しげもなく人に教えるのですか?」と。「勿体無くないですか?」と・・・・

多分此れは、小川忠太郎先生の言葉が切欠になっていると思う。

「カナダに行ったら、恐らく稽古相手が居ないでしょう、そんな時は自分の生徒を育てなさい、自分の生徒を育てて其の人達を稽古相手にして、自分の稽古に役立てなさい」

と教えられた。だから一日でも早く自分が教えた生徒の人達に上達して欲しいと願い、自分の稽古、研究もさながら如何伝えたら解りやすいかを研究してきた。

それで気付いたことがたくさん有る。自分が理解していない事や、自分が遣って見せれないことは、説明しても嘘になると言うことだ。

だから自分が納得できるまで体も掛けた積もりだし、研究もした。勿論多くの先生方に教えも受けた。自分自身、剣道中心の生活だったと言っても過言ではない。だが自分の剣道まだまだ満足はしていない。

そこでもう一つ感じた事、此方がどれだけ言葉巧みに説明しても、習うほうが体を掛けて自得する努力が無ければ物には成らないと言う事。

だから熊は、知る限りなんでも教えるし、教えることには責任を持ち、見本を見せることが出来ることしか教えていないつもりだ。単なる受け売りで話すことは出来るだけしない様にしている。

だから人様に教えても、何のことは無いのだある。教えたからとて直ぐに出来るほど剣道は簡単ではないし、甘いものでもない。

だが、ヤハリ手助けをした方々には一日でも早く理解して頂き上達して頂きたい。そして其の方々からお稽古を頂くとき、其れが必ず自分の稽古に反映してくる。何処かでお手合わせ頂いた時に必ず、自分に帰ってくると信じているからだ。

今まで何人の方々に剣道を手解きしてきたか記憶に無いが、教えた方々、教え子は沢山居るが、本当に自分の弟子と呼べる方々は少ない。

教え子、と弟子、同じように聞こえるかもしれないが、教え子は単に教えただけ、弟子は剣道を通じて、我が子、もしくは我が弟のような関係に成らなければならないだろう。

其処までの信頼関係が結ばれた方々は非常にに少ないと感じている。だから人様に教えることは何でもない。弟子に成れる、成ってくれるまで、熊に追従してきてくれる人は少ないからだ。

熊とて、羽賀の親父が弟子と認めてくれたのは、去年のことだ。ひょんな事で、親父に紹介状を書いてもらった。其の中で弟子と言う言葉を始めて見た。36年間、師と仰ぎ続けて、初めて目にした「我が弟子」と言う言葉。

読んだ瞬間感激で身が震えた。心から嬉しいと思った。日頃から弟子は持たないが口癖の親父。だから、其れを考えると、弟子は中々育たないと言う事だと思う。

だから熊が人様に知る所を教えたとて、何と言うことは無いのである。要は其の方々がどれだけ教えを守り、努力を続けて行けるか、其れを身に着けて行けるか、それには気の遠くなるような、精進を続けて、初めて自分のものに出来ることを熊自身が知るからに他ならない。

家庭を巻き込み、生活全てを剣道中心に出来る人。遣れる人は、ごく限られた人にすぎないからだ。だから、勿体無くも無ければ、何でも無いのだ。

只、熊が学んできたことを、発表することで、後進の方々が少しでもお役に立てていただけるなら、それで十分幸せなのです。

世の中にはこんな馬鹿も必要でしょう。

1月 14 2009 | 熊のつぶやき | No Comments »

間の駆け引き

日曜日, 1月 11th, 2009

間合いの駆け引きと言う言葉が適切かどうかは解らないが、間合いの取り方で考えてみたいことが有る。

昔から、剣道では後ろに下がることは、ほめられた行為ではないと言われてきた。よしんば下がる動作を見せたとしても其れは相手を自分の間に呼び込むための物でなくては成らないとも教えられた。

だが最近、若い人や高校生などと稽古をして、責めると、後ろにサ~ット間を切り逃げられることが有る。間を切ることが逃げることに繋がっているのはヤハリ残念だと思う。

打たれることが嫌なのだ。だから、間合いを切り逃げるのだと思う。それでは大事な集中力も旺盛な気力も養えるものではない。

間合いは切るが其れはあくまで相手を自分の間に呼び込むための動作であるべきではないだろうか。其れならば緊張感が崩れないし、相手は飛んで火に入る夏の虫で仕留めることが出来るはずだ。

この同じように見える後ろに下がる動作、同じ行いでも雲泥の差があることを、知るべきだと思う。

熊自身は殆ど下がらない稽古をしているが、昔、小沼宏至範士に教えられたことが今でも脳裏に有る。

間を切り下がるのは相手を自分の間に引き寄せるためのものでなくてはならない、攻められて、辛くなり後ろに間を切り逃げるのでは剣道は強くならない。と言われた。

此れは横の裁きでも同じ事が言えるのではないだろうか。相手の攻めを、横に裁いた其の動作が相手を攻め返す動作に繋がっていなくては意味が無い。

間合いは、相手とのギリギリのところで我慢比べして、相手を如何動かすか、其処に人間としての勝負、剣道の醍醐味がある。

間合いを、前後に出たり入ったりしている間は其の緊張感も、一瞬即発の醍醐味を味わうことは出来ない。

戦う意志を、闘志を前面に出して、前に出て戦う。駆け引きではなく、相手を自分の間にひきつけて討ち取る、其れでこそ剣道の醍醐味が味わえるのではないだろうか。

1月 11 2009 | 剣道考察日記 | No Comments »

新年早々来客

金曜日, 1月 9th, 2009

新年早々、養心館に武者修行者が訪れた。北海道出身のH君。彼は子供の頃から大学まで稽古をしてきたそうだが、大学を卒業後5年間ほど稽古から離れていたので、今回は素振りだけとの事で参加したのだが、切り返しから基本打ち、までこなした。

久しぶりに運動したからか最後には両足が痙攣してしまったようだ。おまけに我が道場の床はコンクリートで、地下が駐車場で風が抜けているために床が非常に冷たい。

恐らく其れも原因したのだろうと思った。彼は4ヶ月程、カナダに居るので稽古は続けたいとの事。だから、道具と稽古着は予備のものを貸す事にした。春先から武者修行の訪問者があるという事は、此れもまた縁起の良い話ではないか。

先ずは怪我の無いように、せいぜいカナダで剣道を楽しんでいただければ此方も嬉しい。

1月 09 2009 | 新着情報 | No Comments »

金曜日, 1月 9th, 2009

昨年、12/13日から降り続いた雪。年が明けた今も路上に溶けずに有る。今年は記録的な大雪だった。今週末、又、降りだすらしい。

1M位の積雪は故郷富山では殆ど毎年見舞われる。だから、差ほど驚きもしないのだが、ここバンクーバーでは記録的な雪となった。

読者の方は、「え、カナダなのに、雪が降らない?」と驚かれるかもしれないが、お陰さまで、此処バンクーバー近海に暖流が流れており、其のお陰で非常に温暖なのだ。

冬の平均気温が4度、緯度が樺太の真ん中と同じ事を考えれば、其の異常さ?がわかる。だから其の海流がズーと沖のほうを流れた場合は、アラスカから寒気がドンと流れ込んで来る。

今年は其れに当ったようだ。いぜん1989年にも-17度を記録したことがあったが、雪が降らず只寒いだけだったが、今回は湿度の多い雲が流れ込んで雪となったようだ。

普段雪が無い街は雪には非常に弱い。車があちこちで立ち往生。バスは遅れる。交通が麻痺寸前の状態に成った。

お陰で、年末の稽古は可也出そびれた。其れも不思議なことに、稽古日になると大雪が降った。

9月頃から痛み出した左足首が完治せず、正座が出来ない状態で、稽古を続けていたが、丁度良い休憩になったのか痛みが引き出して、今は90%くらい直ってきた。

まあ、少し足を休ませろと言う、天の啓示だったのだと思うことにした。年明けても、雪は降り続き、4日の初稽古も出れなかった。
参加者は三人だけだったとの事。

だが、水曜日7日の稽古は15人が参加、事実上の初稽古に成った。足の痛みも殆ど引き、自分なりに足が使えたので、良い稽古ができた。

まあ、今年も、何とか、稽古が続けられそうなので、嬉しい限りである。

1月 09 2009 | 熊のつぶやき | No Comments »

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