Archive for 1月, 2008
水曜日, 1月 30th, 2008
休日の朝、目覚めたら一面の銀世界。目に見えないくらいの粉雪が音も無く降っている。霧氷状態で梢に取り付いた粉雪は、クリスマスの飾りのよう綺麗だ。
時々窓の下の小道を通る若い学生が、防寒着に身を包み、足元が滑らないように慎重に足跡を雪の上に残していく。
北陸で生まれ育った熊は、雪には慣れている。雪道の車の運転もそう苦には成らないが、
香港からの移住者が多いバンークーバーでは、時折雪道で立ち往生する車を良く見かける。
雪道で、絶対に遣ってはいけない事が在る。急発進、急ハンドル、急ブレ-キだ。
発進は、エンジンノックを起こすくらいにノコノコと発進すれば滑らないで、出ることができる。一度タイヤがスピーンをし出すと、路面が鏡の状態に成り、其処から抜け出すことが難しくなる。
急ハンドルも、タイヤをスピーンさせる原因になるし急ブレーキもそうだ。
様は、のろのろ運転さえしていけば雪道は安全に走れるわけだ。
坂道に差し掛かってものろのろ運転で途中車を止めない事だ。それを坂道だから殆どの人が車を噴かす。そうするとタイヤが滑り出し、上がれる坂道も上がれなくなるのだ。
リビングルームから、大通りに出る坂道が見える、雪が降ると必ず立ち往生する車が出てくる。一度滑り出すと、路上駐車している車に次々に当りながら、結局乗り捨て状態で、車を放置していく光景を目にする。
マア、雪道は必要が無い限り車の運転を見合わせたほうが利口だ。
しかし今朝の外は寒そうだ、窓際に在る暖房ヒーターが負けそうなくらいヒシヒシと寒さが伝わってくる。
1月 30 2008 | 熊のつぶやき | No Comments »
火曜日, 1月 22nd, 2008
今、大相撲の初場所がカナダでもテレビで観れる。
今日の紹介で、横綱の土俵入りにも、上中下三段の構えが在るのだと解説されていた。
又、懸賞金を受け取る時の、手刀は、心と言う字を書くのではなくて、三神に感謝する意味合いを表すのだとも解説されていた。
実力主義の相撲界、番付け次第で座布団まで名前入りとそうでない物とが在るのだと知った。幕内だけが、名前入りの座布団に座れる。恥ずかしい話だが、知らなかった。
しかし、古式豊かに、厳かに行われている大相撲の中でも伝統は無視?されてきたのか、意味合いを理解していない関取が多くなってきたのか、指導者が、そう 言う、細かい事の説明を力士にしなくなったのか、どうか分からないが相撲界でも伝統文化がないがしろにされてきていたと言うことも知った。理事長から通達 があったと聞いた。
国技とされる、大相撲の世界では、もはや日本産の横綱は存在しない。
此処最近の横綱を見れば一目瞭然。アメリカ産が二人。モンゴール産が二人。
その中間に日本産の兄弟横綱が一時君臨した。
おまけに、今場所の大関陣はまがいなりにも大関らしい相撲は余り見て取れない。
若手の活きの良い処が台頭してきてはいるが、相撲の面白さに掛ける気がする。
勝てなくなった相撲取りは番付も下がり、引退を余儀なくされる。
何かこの縮図を見ていると、剣道界がまさに、同じ軌道を走っているように感じてしまう。選手、だけがもてはやされる剣道界。一般の剣道愛好家が底支えをしていることを忘れてはいけない。だが、初段受験者が激減しているらしい。
全剣連ではまだ、未登録も在るので、実質どれだけ減少しているかは把握していないそうだ。のんびり構えて居られるものだ。
剣道が世界に普及する事はそれはそれでいいことだと思うが、伝統を無視した剣道が果たして剣道と呼べるかどうか。魅力在る剣道と言えるかどうか、目先の勝利だけ見ていて、試合偏重の剣道が世界に広まりつつ在る剣道は、柔道と同じ道を歩むに違いない。
1月 22 2008 | 熊のつぶやき | No Comments »
水曜日, 1月 16th, 2008
昨年、2007年8月末から、一月、山篭りをして、剣道と人生を考え直してみた。
俗世間を離れ、インターネットも、テレビも無い生活は、それはそれで、非常に楽しく、充実した物であった。新工場の設営が完全に出来て、イザ本番、と勇んでいたが、市当局が、中々営業許可を出さない。そこで、一月時間のぽっかり空いてしまい。
それで、仙人修行(笑)を試みてみた。剣道の稽古相手が居ないので、毎日刀を振った。週一度は、カルガリー大学に出かけて稽古をしたが、稽古と言う段階には成らなかった。
息子からの、緊急連絡で、下界に下りる羽目に成ったのだが、俗世間に戻ると、人間生活にはどれだけの無駄があり、その無駄が、生活から切っても切れない、 環境に追い込まれている事が、感じられ、愕然とした。僅か一月であったが非常に自分を見つめ直す良い機会が得られたことに感謝した。
剣道では、迷いが生じたら「初心に帰れ」という言葉を良く聞く、別に迷っていたわけではないが、物事が、上手く進まなくなったときは、初心に帰ることにしている。
6年前に、創業をして、五年半で新工場設立までにこぎ付けた。お客様の後押しに押され、従来の店では、動きが取れなくなるくらいに、繁盛させていただき。
工場設立に踏み切ったのだが、そこで問題が出てきた。人手が足らない。
新たに数人の新人を雇用して、そのトレーニングが自分に課せられた。おまけに、日本産の和牛カナダ初輸入。オーストリア産和牛の直輸入。販売。日本側輸出 業者の汚い駆け引き、他社との価格競争で、翻弄されがちになりながら、一歩覚めた目で、見守るように息子に指示しながら、状況をみまもって来た。毎日気が 抜けない日々が続く。
そんな状況下で、日本産和牛が、値崩れを起こし、日本で買うより輸送費が懸かり、輸入税が懸かる、アメリカ、カナダのほうが安い。そんなばかげた状況に辟 易しながら、万一の取引中止、品切れに対処すべく、オーストラリア産の輸入も始めなければ成らない、切羽詰った状況に、息子に捨て身で望めと、励ましなが ら、いつでも手を引ける環境も創っておかなければ成らない。毎日が真剣勝負の連続だった。
問題は他にも出てきた、創業当時店の営業形態で揚げ物、弁当など販売もできる、開業当時の元に戻そうとしたら、ランドロードからSTOPが掛かった。
隣近所のレストランの売り上げが落ちているのが原因だったが、それはそちらの企業努力が足らないからと、粘りに粘り、しぶとく交渉を続けやっと、この1月 から、営業できる環境にこぎつけた。初心に帰り営業できる体制が整ったわけだが、初心に帰る事すら難しい時代に成ったことを痛感させられた。
長い間、書き込みを忘れて、仕事に没頭してきた。それはまだこれからも続く、だが、やっと一息つける、状況に感謝しながら、今日の書き込みをしている。
仕事も、人生も剣道と同じだ。気を抜けば打たれる。冷静な判断をしながら、積極的に前に出て攻めるしかないのだ。決断をした時は、捨て身。危険を感じたら、いつでも間合いを切らねばならない。刻々変わる状況を正確に判断して行かなければならない。
集中力の持続が命取りの鍵になる。そんな気がする毎日だ。
1月 16 2008 | 熊のつぶやき | No Comments »
火曜日, 1月 15th, 2008
長い間、仕事が多忙で、書き込みが出来ないで居ました、今も多忙は変わりないのですが、新たな従業員達が仕事に慣れてきたので、幾らか余裕が出来ました。以前のように書き込みは難しいのですが、少しづつ更新していきます。よろしく。
今の剣道界では、試合に強い選手=剣道が強いと思われているようです。
私は、試合に強いのは剣道が上手い人で、剣道が本当に強い人なのかといえば、?を抱いてしまう人間なのです。
確かに、剣道も本当に強く、地があり試合も強い人もまれには居ますが、私のみる所、殆どの選手は上手さで勝負しているように見えます。勿論、試合も強く、自力が在る剣道が理想ですが、中々そうは行きません。
昔、榊原 正範士に言われました。「剣道が上手いのと、剣道が強いのとは違うぞ。だから本当の実力、地力をつける稽古を積みなさい。」と言われたことがあります。
今熊の手元に一人の少年が熱心に稽古に通ってきています。他道場の子供ですが、熊は剣道が好きで、熱心な子供なら、他道場であれ何であれ構いません。真剣に指導に取り組みます。
その子が最近、試合に勝てるように成って来ました。勿論、親御さんも勝つことで喜びを感じ、次の試合も勝つことを、当然のように子供に期待するはずです。
子供も親の期待を裏切らない為に頑張るはずです。試合が近くなってきました。
それとともに、彼の剣道が少し変わり始めて、焦りが出てきました。
まだ子供です、当然自己のコントロールが完全に出来ていません。打ち気に逸る余、右手に力みが出てくるのです。そうすると当然、剣先が浮きやすくなり、打ちにも冴えが出てきません。
彼 の場合本当に素直で剣道、稽古が好きなようです。研究もしますし、だから進歩も早いのですが。熊は一抹の不安をぬぐえないで居ます。試合に戦々恐々として いる間、本当の実力が中々身に着けにくい。できるなら三年間くらい試合から離れて、地を練ってくれたら良いのにな~と思っています。
1月 15 2008 | 剣道考察日記 | No Comments »